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2022.04.30

成長・発育

赤ちゃんの言葉や運動能力はいつどのように発達するの?0歳児からの育脳アドバイスも

赤ちゃんってどんなふうに大きくなっていくの?…ふと、そんなことを考えたことはありませんか?ここでは、生後0ヶ月~5歳ごろまでの子供の「心と体の成長」の流れを、専門家の育脳ポイントとともにご紹介します。

※デンバーの発達表をベースに、Baby-mo編集部の読者アンケートの結果などを加味して独自に書き出したものです。子供の発達には個人差がありますので、あくまでも成長を楽しむための目安とお考えください。

0ヶ月~4ヶ月ごろ

視力はまだぼんやり。寝たり起きたりの一日です
人生で最大級の発達のとき。泣くこととおっぱいを吸うことくらいしかできなかったのに、4ヶ月の間に体重は約2倍になり、脳細胞が急増し、体を少しずつ自分の意思で動かせるようになります。次第に表情も出てきて、あやすと笑顔を見せるようになります。

●運動●
首がすわる(2ヶ月~)
寝返りをする(4ヶ月~)

育脳ポイント:発達を遊びで応援!あせらず笑顔で

ふれあい遊び赤ちゃんは頭から足に向かって順に運動能力を発達させます。首すわりや寝返りなど、その時期の「できた」「できそう」を遊びに取り入れることで発達を応援してください。

●手先の動き●
ガラガラ手や物を口に入れる(3ヶ月~)
ガラガラを握る(2ヶ月~)
物に手を伸ばす(3ヶ月~)

●言葉&コミュニケーション●
赤ちゃん 笑う声を出して笑う(1ヶ月~)
音のほうに振り向く(3ヶ月~)
左右に追視(2ヶ月~)
おもちゃをとる(3ヶ月~)

育脳ポイント:ママやパパの言葉や表情を学んでいます

コミュニケーションの芽生えの時期です。泣くだけでなく笑ったり、喃語(なんご) で「あー」と何か伝えようとしたり。丁寧に答えてあげて、赤ちゃんにたくさん話しかけましょう。

4ヶ月~8ヶ月ごろ

夜寝て、朝起きる。昼夜のリズムがだんだんできてくる
首がすわり、腰がすわり、寝返りやおすわりもできるようになってきます。

手のひら全体で物をしっかり握り、振ったり、口に持っていったり。動けるようになることで興味も広がり、知能も発達していきます。人見知りもだんだんと出てくるころ。

●運動●
首がすわる(~4ヶ月)
寝返りをする(~7ヶ月)
支えられて座る(5ヶ月~)
はいはいで移動する(7ヶ月~)
つかまり立ちをする(8ヶ月~)
ひとりで座る(7ヶ月~)

●手先の動き●
赤ちゃん よだれ手や物を口に入れる(~8ヶ月)
物に手を伸ばす(~5ヵ月)
積み木を両手に持つ(5ヶ月~)

育脳ポイント:触ってみたい!が動くことの原動力

手が動くようになり、物に手を伸ばそうとすることが、はいはいやつかまり立ちの意欲の源です。「さわるとおもしろいことが起きるんだ」という体験を増やしましょう。

●言葉&コミュニケーション●
オーボール音のほうに振り向く(~6ヶ月)
拍手をまねする(6ヶ月~)
喃語を話す(5ヶ月~)
「いないいないばあ」を喜ぶ(5ヶ月~)
バイバイをする(6ヶ月~)
おもちゃをとる(~6ヶ月)

8ヶ月~1歳ごろ

たっち・あんよに向けて運動機能がレベルアップ!
はいはい、つかまり立ち、伝い歩きといった移動手段を手に入れ始めます。おすわりも安定するので、両手に物を握ったり、左右の手で引っぱったりもします。

大人のまねっこが好きになり、「バイバイ」「まんま」など、意味のある言葉が出てくる子も。鏡に映った自分と他人が区別できるようになり、「自分の発見」をするころです。

●運動●
はいはいはいはいで移動する(~1歳過ぎ)
つかまり立ちをする(~11ヶ月)
ひとりで立つ(11ヶ月~)
伝い歩きをする(8ヶ月~)
ひとりで歩き始める(11ヶ月~)
ひとりで座る(~10ヶ月)

●手先の動き●
赤ちゃんの発達積み木を両手に持つ(~9ヶ月)
なぐり書きをする(11ヶ月~)
ひとさし指と親指で物をつまむ(10ヶ月~)

育脳ポイント:遊びの中で手指を鍛え生活の中で応用を

赤ちゃんの発達「手づかみ食べ」「コップ飲み」などの生活動作は、手指の発達が大前提になります。つかんだり、引っぱったり、持ちかえたりといった遊びの中で、動く手や指を育てていきましょう。

●言葉&コミュニケーション●
拍手をまねする(~1歳)
バイバイをする(~1歳)
喃語を話す(~11ヶ月)
大人とボールのやり取りをする(10ヶ月~)
意味のある語をひとつ言う(10ヶ月~)

育脳ポイント:やりとり遊びの中で期待にこたえる喜びを

くださいどうぞ「くださいな」「どうぞ」などのやりとりが、少しずつできるようになります。最初は単なるまねでも、次第に相手に何を望まれているかわかってきます。

1歳~1歳6ヶ月ごろ

最初の一歩を踏みだし、歩くことをマスター
おっかなびっくりの最初の一歩から、よちよち歩きへ。この時期の子どもは歩くことを日々学んでいきます。

そんな大きな発達とともに、指先のこまやかな動きも進んでいき、スプーンを使ったり、積み木を積んだりもできるように。

言葉への好奇心もどんどん膨らむころです。ダメと言われると激しく抵抗する「自我」も芽生え始めます。

●運動●
はいはいで移動する(~1歳1ヶ月)
ひとりで立つ(~1歳4ヶ月)
ひとりで歩き始める(~1歳6ヶ月)
階段を上る(1歳4ヶ月~)
走る(1歳5ヶ月~)

育脳ポイント:1歳代は歩くことを重点的に応援しよう

たっち→最初の一歩→よちよち歩きと発達する時期。歩くことを遊びの中にとり入れつつ、その精度を高めてください。よろめいたり、転んだりすることもすべて脳の刺激です。

●手先の動き●
なぐり書きをする(~1歳3ヶ月)
スプーンを使う(1歳4ヶ月~)
ひとさし指と親指で物をつまむ(~1歳6ヶ月)
2個の積み木を積む(1歳3ヶ月~)

●言葉&コミュニケーション●
「ママ」「パパ」以外に2語を言う(1歳~)
人形ごっこが始まる(1歳3ヶ月~)
大人とボールのやり取りをする(~1歳4ヶ月)
意味のある語をひとつ言う(~1歳6ヶ月)
簡単な手伝いをする(1歳~)

育脳ポイント:語りかけや体験の中で「言葉の貯金」を増やそう

話す言葉は少なくても、心の中に言葉をため込んでいます。「教える」「話させる」より、「言葉」と「実物」がマッチングできるよう、体験を増やしていきましょう。

歩くようになると、手指の器用さも向上し、言葉が次々に出てくるようになります。「イヤイヤ」が出たり、口答えしたりするのも、脳が発達している証拠。

次のページからは、性格や生活環境により発達の個人差も広がっていく1歳6ヶ月~5歳ごろまでの子供の、心と体の様子を見ていきましょう。
次ページ > 1歳6ヶ月~5歳までの育脳ポイント

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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