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2022.05.03

育脳・知育

赤ちゃんの脳を育てる理想的な1日の過ごし方とは?発達脳科学の専門家がアドバイス

赤ちゃんの脳を育てるには、毎日どんな生活をすればいいのでしょうか?0歳~3歳までの「脳を育てる1日」の過ごし方ポイントを、小児科医で発達脳科学者の成田奈緒子先生に教えてもらいました。

日常生活の中に「脳育て」に大切なことがある!

6:30 決まった時間に光を浴びて「おはよう!」

赤ちゃん 寝起き人間は、朝の光で目を覚まし、日が暮れると眠る「昼行性動物」です。夜の十分な睡眠がないと、脳は決して健全に育っていきません。早寝早起きは、脳育ての最初の重大なステップなのです。

7:30 朝ごはんはしっかりと

幼児食朝食は一日のエネルギー源であり、脳の栄養源でもあります。とはいえ、睡眠不足だったり、遅い時間に間食したりすると食欲がなくなります。もしも食欲がないようなら無理じいせず、食欲が出るような生活習慣に変える努力を。

10:30 興味のあるものにじっくり付き合おう

赤ちゃん 外遊び散歩に出たとたん、しゃがみ込んで地面をつつく。歩き始めたとたん、ぼんやり空を見る。大人が「何が楽しいの?」と不思議に思うような時間こそが、子供の脳育てタイム。時間の許す限り付き合ってあげてください。

育脳ポイント:五感を大切に!
脳の神経回路をつなぐのは、五感からの刺激。光、音、色、風、におい、手ざわり…いろいろな刺激を求めて外に出ましょう。

11:00 たっぷり日差しを浴びて遊ぼう

赤ちゃん 公園遊び脳と太陽の光は切っても切れない重要な関係です。体内時計のスイッチが入り、自律神経の働きを整え、セロトニンというホルモンの分泌を盛んにし…と、数え上げたらきりがありません。日中は外でたくさん遊びましょう。

13:00 親子のじゃれつき遊びをたっぷり

電動バウンサー体を動かすことも脳育ての重要な項目。決められた動きをするのではなく、思うままに体を動かしたり、笑いながらじゃれついたりするとき、脳の活性度は最大級に。ひまがあったら、子供といちゃいちゃしましょう。

15:00 お昼寝は短めに切り上げる

赤ちゃん お昼寝昼寝をしてくれると、そのときママはラクですが、長く寝てしまうと夜の睡眠を妨げてしまいます。1歳半ぐらいからは昼寝は1時間程度にとどめ、少しじゃれあって遊んで目を覚ましましょう。

17:00 夕飯前に家事やお風呂を済ませる

赤ちゃん おんぶ夕方になったら、就寝時間に向けて着々と準備を進めましょう。夕飯のあとにお風呂に入ると、どうしても就寝時間が遅れてしまいます。夕食の下ごしらえを終えたらお風呂に入ってしまうのがおすすめです。

18:00 食事の楽しさを教えよう

親子クッキング離乳食が3回食になるころから、親子一緒に夕食を。キッチンは「ママだけのお城」にせず、子供にもいろいろなお手伝いを。調理も、配膳も、食べることも、すべてが育脳の大事な要素です。

育脳ポイント:食事の時間は食事に集中して
食事は五感のすべてを使って楽しむもの。テレビがついていると視覚と聴覚が奪われて、食事に集中できません。

19:45 入眠儀式でスムーズに寝室へ

赤ちゃん 入眠儀式子供に正しい睡眠習慣をつけるには、寝るまでの流れをルーティーンワークにしていくことが必要です。儀式のように「毎日同じ流れ」にすることで子供を安心させ、おだやかな眠りにいざなうことができます。

育脳ポイント:就寝1時間前にはテレビ&スマホ時間は終わり
テレビやスマホの画面は脳に強い刺激を与え、睡眠を妨害します。就寝1時間前には絶対に見せないこと。

20:00 お部屋を暗くして「おやすみなさい」

ねんね起きているときは明るく、寝るときには真っ暗…というのが就寝時の絶対ルール。明るい部屋で眠ると、脳育てに欠かせないセロトニンというホルモンの分泌が減ってしまいます。夜8時には部屋を暗くし、たっぷり眠らせて。

子供の脳の育ちは、ママ&パパのサポート次第で大きく違いが出てきます。しかし、それは難しいことではありません。ポイントさえ間違わなければ、ここで紹介しているような「普通の暮らし」の中で十分可能なことばかりなんです。

記事を読む⇒⇒⇒育脳って何?脳育ての具体的な方法は?子供の可能性を引き出すために親ができること【発達脳科学者監修】

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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