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2022.05.04

妊娠生活

妊娠したら仕事はどうする?いつまで働けるの?両立するコツを教えて!

つわりがあったり、大きなおなかになったり、妊娠しても仕事を続けることは大変。会社を辞める決断をする人もいるでしょう。

でも、事務系などはいったん辞めると再就職は難しいのが実情。働き続けることで「自分の収入を得られる」「仕事を続けることでキャリアップにつながる」など、得られるものもたくさんあるはず。

妊娠報告はいつすればいいのか、産休や育休はどうするのかなど、仕事と妊娠を両立させるコツを知っておきましょう。

無理は厳禁!働き方を変える方法も検討を

テレワーク妊婦さんが仕事を続けることにはいくつものメリットがあるとはいえ、心身に大きな負担をかけないようにすることが何より大切。体力的にきつい場合は、時短勤務、在宅勤務などの制度があれば利用し、負担を軽くして続けるなどの方法もありますので、決して無理はしないこと。

労働基準法では、妊娠中は化学物質やX線にさらされる心配のある仕事、重労働などは禁止されています。このような職種に就いている場合は、すぐに変えてもらう必要がありますので、いずれにしても妊娠がわかったら、直属の上司には早めに報告をしましょう。

母子健康手帳についている「母性健康管理指導事項連絡カード」は、プレママがかかる可能性のある妊娠悪阻や妊娠高血圧症候群になりそうな症状のときに、医師に記入してもらい、職場に提出するもの。勤務時間の短縮や休業など、具体的な措置を医師から提示してもらえるので、体調が悪い場合には活用して。ただし、医師に書いてもらう際、1,000円~3,000円の文書料がかかります。

妊娠中は心身ともに余裕がなくなりがち。とはいえ、「助けてもらってあたりまえ」という態度はNG。周囲の協力や配慮には素直に感謝の気持ちを表すことが、妊娠と仕事の両立には不可欠です。

上司への報告はいつ?妊娠から産後までのタイムスケジュール

妊婦
ここでは妊娠報告から産休・育休、そして復帰までの基本的な流れをご紹介します。先輩ママの体験談も参考に、自分なりにシミュレーションしてみて。

妊娠判明【妊娠4~8週ごろ】

産院で妊娠を確認したら、仕事をそのまま続けるのか、それとも仕事の形態を変えるかなど、家族とも相談しながら決めましょう。

●先輩ママの体験●
「総合病院の看護師で、妊娠初期に病棟勤務から、夜勤のない外来勤務に変えてもらいました。夜勤があると不規則な生活で睡眠が十分とれないことも。早めに伝えてよかったです」(K・Sさん)

妊娠報告【妊娠8~16週ごろ】

自分の体調や仕事の状況を考えて、職場に妊娠したことを報告します。「安定期に入ってから」と考えがちですが、胎児の心拍が確認されたら報告を。その際は、まず上司に告げるのがマナーです。

●先輩ママの体験●
「つわりの時期、通勤ラッシュはつらかったので、上司に相談してしばらく時短勤務にしてもらうことができ、助かりました。つわりがおさまってから、産休までは通常勤務で働きました」(Y・Yさん)

産休・育休入り【産休/産前6週~8週・育休/産後9週~約1~3年】

職場も自分も安心して休みに入れるよう、引継ぎはしっかりとしましょう。何かあったときはすぐ連絡がとれるよう、携帯電話の番号やメールアドレスなどを伝えておくこと。

●先輩ママの体験●
出産でもらえるお金の手続きは、会社との連携が必須。担当者とよく打ち合わせをしました。また、4月入園を目指していたので、夏ごろから保育園探しをスタートしました」(I・Sさん)

職場復帰【産休・育休明け】

保育園の送迎や病気での呼び出しなど、復帰後しばらくはママも慣れない生活でへとへとに。会社や家族の理解を求めましょう。

●先輩ママの体験●
「入園数日でノロウイルスに感染、私にもうつりました。その反省から、実母のほか、病児保育、ファミリサポートにも登録。二重、三重に対策をしています」(S・Hさん)

産休まで元気に働くための心がけ8つ

null妊娠判明から産休に入るまでは、数ヶ月あります。いま体調に不安がないからといって無理は禁物。自身のためにも、職場のためにも元気で仕事を続けられるよう、以下の8つに注意して。

オフィスでの注意点

●同じ姿勢を続けない
パソコン作業などに夢中になると、つい長時間同じ姿勢で過ごしがち。疲労がたまらないよう姿勢を変えたり、休憩をとって。また足の血栓症を予防するために、ときどき歩きましょう。

●冷えに気をつけよう
オフィス内の冷房で、体が冷えてしまう人も少なくありません。夏でもソックスを重ねばきする、ひざ掛けを使うなど、体を冷やさない対策を。

●ときどき体を動かす

昼休みなど、腕を回して肩甲骨を動かしたり、立ってその場で足踏みをするなど、体を動かしましょう。また、短時間でも横になって休めるとベター。

通勤タイムの注意点

●余裕をもって動く
時間がなくてあわてると、転んだりぶつかったりとケガのもと。時間に余裕をもってスケジュールを組みましょう。

●ラッシュは避ける
混んだ車内では気分が悪くなりやすいもの。少し早めに出発して通勤ラッシュを避ける、数駅戻って始発駅から乗って座るようにする、などの工夫を。

自宅での注意点

●ゆっくり体を休める
平日はオフィスで仕事に追われ、休日は家事で大忙しでは、体が心配。「少々の手抜きも赤ちゃんのため」と体を休めることを優先しましょう。

●夫のサポートは必須
育児がスタートすれば、家事を分担するのはあたりまえ。お風呂の掃除やゴミ出しなど体に負担のかかる家事は、この際夫に任せましょう。

●家事の負担を軽くする
買い物は宅配業者やネットスーパーなど、食材や日用品を家まで届けてくれるシステムの利用も考えて。掃除は家事代行サービスを利用するなどしても。

保育園探しは早めにスタートを!

保育園は妊娠中からスタート。まずは地域の役所などに足を運んで情報を集めましょう。

認可保育園の保育時間や待機児童数などは、役所のホームページでも確認できますが、窓口ではさらに詳しい話が聞けたり、認可外保育園の資料をそろえている場合も。

同時に、育児休暇や産後の勤務形態について、職場に相談を。

【先輩ママの体験談】私たちのワーキングプレママライフ

仕事がいい運動に⁉無理はしないよう心がけました

美容師で立ち仕事だったため、足のむくみはつらかった!でもほぼ通常どおりに働けて、仕事がいい運動になった面もあると思います。

つわりがひどかった妊娠2~3カ月のことなど、体調が悪いときはほかのスタッフに話して、無理はしないよう心がけました。予定日の1ヶ月前まで働き、子どもが1歳になってから仕事に復帰しました。(E・Oさん)

周囲の人の気配りで、仕事も続けられ、気持ちも安定

妊娠前は営業職。車を運転することもあったのですが、「妊婦だから」と周囲が心配して事務メインの仕事に変えてくれました。

体調が悪い日は、出勤時間を遅らせたり、早退させてもらったり。男性がほとんどの職場だったので、必要以上に大事にしてもらった気がします。予定日の2ヶ月前まで仕事を続け、現在は育休中です。(M・Sさん)

時短勤務に変え、健診時は半休など体に負担をかけないよう気配り

妊娠したときは派遣社員で事務をしていました。妊娠前は9時半~17時半という勤務時間でしたが、妊娠中は10時~16時半までの時短勤務にして、妊婦健診のときは半休をもらいました。

つわりの時期は仕事を休むなど、ちょっと迷惑をかけてしまったこともあります。でも仕事を続けて忙しくしていたからこそ、体重管理もうまくできたのだと思います。(M・Kさん)


記事を読む⇒⇒⇒マタニティマークはいつからつける?どこでもらえるの?注意点もご紹介
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※『はじめてママ&パパの妊娠・出産』(主婦の友社刊)をもとに再編集しています。

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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