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2022.11.13

3歳・4歳・5歳・6歳

【動画あり】教えてケロポンズ!好き嫌いが激しい、座って食べてくれない…子どもの食に関するしつけの方法って?【前編】

子どもの運動会ではおなじみ「エビカニクス」で絶大な人気を誇る、ケロポンズさん。音楽活動を始める前は、ともに幼稚園の先生だったそう。

今回は、そんなお二人がお話を作った食育絵本『オムライスッス』の発売にちなみ、ママ達の『食』に関する様々なお悩みに対して、楽しくおかしく、ときにマジメにお答えいただきました!


Q 好き嫌いが激しく苦手なものは食べません。どうやって食べさせるのがいい?

A「食事は楽しく! 絵本のようにその場で寸劇するのもオススメ」(ケロ)

「一生食べない子はいないので無理をさせないこともときには大切」(ポン)


(ケロ)子どもは、大人が思っている以上に優しいです。なので「大切に育てられたピーマンくん、悲しいって。食べてって言ってるよ~!」とストーリー仕立てにして子どもに迫ると食べてくれる場合もありますよね。でも、どうしても食べさせたいという大人の見えない圧みないなものを感じると、余計に食べなくなったりもしますね。

(ポン)そうだねぇ~。子どもに無理をさせないことも必要だったりするよね。キライなものがハッキリしている子=味覚が敏感でもあるわけですし。「将来、神の舌を持つ一流シェフになるのかもしれない」と大人はドンと構えてもいいかもしれません。一生ピーマンを食べない子はいないです。今日はダメでも明日はいけるかもしれない。大人は諦めず出し続ける。園では、そうやって「いつのまにか食べられてた」がありましたよ。

Q 食べ残しの「もったいない」を、未就学児に伝えるには?

A 『オムライスッス』絵本の出番です!(ケロ) 

 食べ残しのないように小出しに盛り付けしていくのも手!(ポン)


(ケロ)ものが豊富な今の時代の子どもたちに「モッタイナイ」を伝えるには、絵本に助けてもらうのも良いと思います。『オムライスッス』絵本は、1粒のお米の作り方から、どのように育てられて、どのような過程があってみんなの口に入るのかがストーリー化されています。そんな絵本を読むことで「お米1粒でも残っていたら平田さんに悪いよ~、平田さんが大切に育てたライスくんだよ~」と、モッタイナイとは少し違いますが、人を思いやる優しい気持ちが伝わり食べ残しについて考えるきっかけになるんじゃないかと思いますね。

(ポン)言葉で説明しづらい年齢であれば、ご飯の盛り方を見直すのも良いですよね。少しずつ乗せて、完食する達成感や気持ちよさを知ってもらうところから始めるのもオススメです。

Q 食事中に立ったり歩いたりしがち。園ではどのようにしつけをしていたの?

A 「ごちそうさま」で立ち上がる習慣づけですね(ケロ)

 ご飯に集中できるような環境づくりがポイント(ポン)


(ケロ)園では、ごはんの始まり「いただきます」と終わり「ごちそうさま」を決めてあげることで、その時間は「ごはんの時間」と習慣づけされていたよね~。

(ポン)みんなで一緒に行動するから、園では集中がしやすい環境なのかもしれないね。ただ、それでも動いてしまう子は、食べることに興味がなかったり、お腹が減ってない場合もあるので理由を聞いて対応を変えるのもいいかもしれないですね。…って難しい問題だぁ!

Q 気分のムラによる食べ残し。どうしたらよいですか?

A 子どもの気分がノッてないときは諦めちゃってイイ(ケロポンズ)


(ポン)ホントは子どもに食べてもらいたいところだけど、子どもの気分がノッてないときに無理やり口に突っ込んでも、なんの栄養にもなっていない気がするんですよ。だから親もあきらめるときがあっていいと思うんです。

(ケロ)みなさん、もう色々トライしているとは思うんですけど、例えば「今日はママ、どうしても○○にこれを食べてほしいの!」と情に訴えかけてみたり、「人形さん食べるかな?○○ちゃんのご飯食べさせてあげて」と人形に食べさせるマネをしてから子どもの口に運んでみたり。

(ポン)そうそう。その子のキャラや性格によってハマる方法はそれぞれだよね。そうやって、いろいろ試している間に子どもは、大きくなって気が付いたら食べるようになるかもしれません。

(ケロ)1回くらい食べなくても大丈夫!次のごはんの時間は、きっとすごくお腹が空いていて食べるだろうから。そのときに食べ残した、栄養のあるものから出してみるのもいいかもしれないよね♪

いかがでしたか?
「しつけをしなきゃ!」と思いつめなくても、食事を楽しくすることで食べることに興味がわき、成長とともにしっかり食べられるようになっていくものなのかもしれません。

後編では、「なんで園だとそんなにいい子なの?本当にうちの子!?」とママが思うほど、幼稚園ではいい子にふるまう謎について、ケロポンズに迫ります!

ケロポンズPROFILE
1999年結成、増田裕子(ケロ)と平田明子(ポン)からなるミュージックユニット。子ども向け音楽や振付を手掛け、親子コンサートなどに年間100公演以上出演する。代表作「エビカニクス」は、保育園や幼稚園で人気の定番体操曲。YouTube動画総再生回数は2.5億回を超える。

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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