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2023.01.27

SDGs

環境にも体にもやさしい〈布ナプキン〉。愛用歴8年!母娘で長年使ってみて気づいたこと・感じたこととは?

布ナプキンとは、布で作られた生理用ナプキンのこと。使い捨ての紙ナプキンと違って繰り返し使え、環境にも体にもやさしい効果をもたらしてくれると人気です。

この布ナプキンを8年前から愛用している私と、初潮を迎えた時から使っている20歳になる娘との、布ナプキン生活をお伝えします。

使用感は個人差があるのであくまで個人的な話になりますが、布ナプキンに興味がある人の参考になればうれしいです。

一般的に言われている布ナプキンのメリット、実際はこうだった!

メリット①冷えを改善してくれる ▶ 安心のぬくもり感がある

経血をゼリー状に固める高分子吸収材が入っている紙ナプキンは、体を冷やしやすいと言われています。確かに経血が出て時間が経つと、「なんとなく重いし、冷たくて気持ち悪いし、早く取り替えたいー」と感じますよね。

いっぽう布ナプキンを使って感じるのは、とにかく「あったかい」ということ。大切な部分をやさしく包み守ってくれるようなぬくもりがあり、ホッとするつけ心地です。経血が出ても、紙ほどの不快感はありません。

下半身をあたためると血液の循環がよくなり、体全体を冷えから守ってくれるそうです。実測していないので私の体温の変化は分かりませんが、布ナプキンのぬくもり感は冬でも夏でもとにかく気持ちがいい! 最近は平熱が36度以下の低体温の人も多いと聞きますし、冷えに悩む人にはおすすめです。

メリット②自然素材だから肌にやさしい ▶ ムレやかぶれが減った

布ナプキンの素材は多くがコットンで、シルクやリネン製もあります。私と娘が使っているのはオーガニックコットン100%のもの。自然素材は紙ナプキンよりも通気性があり、肌触りもやさしいです。つけるとモコモコした感覚はありますが、体のラインに馴染むので、自分で感じるほどは目立ちませんよ。

私は以前は生理中のデリケートゾーンのかぶれに悩んでいましたが、布ナプキンを使うようになってから、ほぼかぶれなくなりました。夏場のムレは多少ありますが、人工的な紙ナプキンよりも不快感は少ないように思います。

また、娘は赤ちゃんの時から肌が弱いのですが、これまで1度もかぶれたことはありません。使わせて本当によかったなぁと感じています。

メリット③子宮の状態をチェックできる ▶ 健康管理に活用できている

すぐにゴミとして捨ててしまう紙と違って、布ナプキンは自分で洗って繰り返し使うため、経血の様子を嫌でも見ることになります。最初はちょっと抵抗がありましたが、慣れてくるとじーっと観察できるようになり、自然と経血の状態=子宮の状態をチェックする習慣が身につきました。

子宮の調子がいいと経血はドロッとしたかたまりなどがなく、色は血液の色よりも少し濃い目なんだそうですよ。娘も自然とチェックして、自分の標準的な色や量を把握できているようです。

忙しくて自分のことが後回しになりがちなお母さんは、体に意識を向けることが少なめ。月1回の生理のたびに自分自身と向き合い、頑張りすぎてないかチェックできる時間をもてるのはいいことだと思います。

メリット④繰り返し使えて経済的 ▶ ゴミが出ない!手間が減るし節約にも

紙ナプキンを使うと当然ながら生理期間中はゴミが出続けます。そしてサニタリーボックスのフタを開けて捨てるたびに、不快なニオイも…。

いっぽう布ナプキンは洗って繰り返し使えるのでエコですし、最初にある程度の枚数を揃えてしまえば、その後しばらくはお金がかかりません。紙ナプキンを頻繁に買って常時ストックしておく必要がないのもラク。母娘ふたりぶんのコストを考えると、確実に節約になっています。

ちなみに私と娘が使っている布ナプキンは、三つ折りにして使うハンカチタイプ(プレーンタイプ)。肌に触れる面が汚れてもすぐにナプキンを交換する必要はなく、キレイな面が表になるよう折り直せばそのまま使い続けられる点がお気に入りです。

メリット⑤月経血コントロールしやすくなる ▶ 少しできるようになった

生理中に経血を膣内に意識的にため、トイレで腹圧をかけて出すことを「月経血コントロール」と言います。初めて耳にする人も多いかと思いますが、大正時代くらいまでの日本人女性は自然にできていたそうです。

昔の人は今の女性のような下着をつけていないため、経血が出てくることに体が敏感。着物を汚さないように…と、自然な振る舞いとしてコントロールできていたのだとか。すごいですよね。

布ナプキンを使うと同じように、自分で洗う布ナプキンを汚さないようにしようという意識が働き、月経血コントロールができるようになると言われています。

で、私はと言うと、経血が出そう!と感じたら膣の入り口をキュッと締め、それを保ちながらソロリソロリとトイレへ向かい、到着したら力を緩め、腹圧をかけて経血を出し切る!辛うじてこれはできるようになりました。

上手にためることができると布ナプキンを替える回数が減り、ほとんど替えが不要になる人もいるそうです。そうなると生理がとてもラクになりますね。
次ページ > 布ナプキンのデメリットはコレで解消!

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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