生後6ヶ月赤ちゃんの服装
赤ちゃんの服装の基本は、大人と同じか1枚少なく。様子を見ながら調節しましょう。
【寒い時期】
暖房器具で温まっている家で過ごす時は、肌着1〜2枚にコンビタイプのベビーウェア(カバーオール)を着せ、あまりモコモコしないようにしましょう。
外出先でも、抱っこされている赤ちゃんはかなり暖かいので着せすぎに注意。家の中の服装に靴下と羽織ものをプラスして。
寒さが厳しい時は、取り外しが簡単な抱っこカバーなどで対応しましょう。
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【暑い時期】
外出がふえ、手足もよく動くようになるこの時期は、股下をスナップ留めできるボディスーツタイプの肌着が便利。激しく動いてもはだけてしまうことがなく、おむつをかえる時はスナップをはずすだけでOKです。
綿100%など天然素材のものを用意し、暑い日はこれ1枚でも。汗をかいたらこまめに着替えさせてあげましょう。
生後6ヶ月頃の赤ちゃんの離乳食について
スタートが遅めの赤ちゃんも、特に体のトラブルがなければ離乳食を始めます。離乳食が始まっても最初のうちは母乳やミルクの量はあまり減りません。
離乳食の量
米1対水10の割合で炊いてトロトロにすりつぶした10倍がゆを、まずはひとさじから始めましょう。うまく口を閉じてゴックンと飲み込めるようなら、数日単位で少しずつ量を増やしていきます。
べぇっと吐き出したり、スプーンを嫌がる子は2~3日お休みをして、様子を見ながら再開しましょう。
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離乳食を食べない
張り切って準備をしたのに、赤ちゃんが食べてくれないとついイライラしてしまいますが、スタート段階で赤ちゃんが食べるのはほんの少しです。べぇっと吐き出したり、スプーンを嫌がる子は2〜3日お休みして、様子を見ながら再開しましょう。
離乳食には味を付けない場合に、食べてくれないこともあります。味噌汁を薄めたものなどで味を付けると食べることもあります。時には市販のベビーフードなども利用して気軽に進めましょう。
ママが必死に食べさせようと意気込むよりも、「食べるのって楽しいね」というメッセージが赤ちゃんに伝わるように、楽しい雰囲気を心がけましょう。
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生後6ヶ月〜7ヶ月健診
生後6ヶ月〜7ヶ月健診では身長体重・頭囲・胸囲を測定し成長の様子を確認するとともに、健康や栄養状態を診ます。
特に母乳哺育の赤ちゃんでは貧血がないかどうか、顔色などから判断します。
そしておすわりができるかどうか、立たせると足を突っ張るか、出されたおもちゃを手を伸ばして握るかなど、脳と手の連携がとれるようになっているかなど、発達を総合的に見ます。
発達の個人差が大きい時期ですが、その子なりの発達をしているかどうかを確認します。
また、大人が赤ちゃんをあやしたときの様子や声の出し方、人見知りのあるなしなど、家での様子を聞きながら、心の発達ぶりもチェックします。
そのほか、離乳食の進め方や母乳やミルクとのバランスなど、心配や不安があれば相談しましょう。
主な健診の項目をみてみましょう。健診は試験で合格不合格ではないので焦ることはありません、ここまでできていると理解してあげることが大切です。
寝返りの様子
体をねじって寝返りができるかどうかの確認をします。まだしない場合には、足を交差させるところまで大人が手助けして、赤ちゃんが体をねじれば寝返りを促すことができます。仰向けからうつぶせへ、うつぶせから仰向けへ、寝返って腕がうまく抜け出せたら完成です
おすわりの様子
グラついても、前に手をついてもOKです。医師が赤ちゃんの脇を支え、お座りの形にしてから手を離して姿勢を見ます。お座りが完璧にできなくても心配いりません。
ハンカチテスト(顔の上にかかったものを取り除くか)
顔に薄いタオルをかけ、自分で払いのけられるかどうかをチェック。顔の知覚と手の運動の連動ができているか、自分の意思通りに手を動かせるか、などを見ています。
おもちゃへの興味(欲しいものに手を伸ばすか)
うつ伏せやお座りで、おもちゃに手を伸ばすかどうかを見ます。両腕で上半身を支えられるか、欲しいものに手を伸ばすかという体の機能と心の発達を確認します。
母子健康手帳の項目もチェック
・家族と一緒にいるとき、話しかけるような声を出しますか?
・テレビやラジオの音がし始めると、すぐにそちらを見ますか?
・ひとみが白く見えたり、黄緑色に光って見えたりすることがありますか?(白内障や網膜の腫瘍が疑われます)
6ヶ月〜7ヶ月健診のポイント
発達の個人差が目立ち始める時期です。特に寝返りは、3ヶ月でする子もいれば、6ヶ月で全くしない子もいます。
健診では発達を全体的に診て、判断します。発達は個人差があって当たり前。その子のペースで育っているのなら心配ありません。他の子と比べて不安がらないことが大切です。