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2021.08.21

0歳

【医師監修】生後6ヶ月赤ちゃんの成長や特徴から身長・体重・健診・離乳食までを紹介

生後6ヶ月赤ちゃんの風邪

生後6ヶ月を過ぎると胎児の時にもらったママからの免疫が切れてくるので、病気にかかりやすくなります。様子がおかしい時は早めに病院に連れていきましょう。

熱が出ている時

普段から平熱を知っておきましょう。予防接種を受けるときには必ず体温を測りますから、体温が上がると赤ちゃんを抱いた感じでもわかるようになります。発熱している時は体の水分が失われます。ほうっておくと脱水症状を起こすこともありますので、水分補給をしっかりしましょう。熱が上がり切ったら体に熱がこもらないよう、涼しい服装で静かに過ごしましょう。発熱の仕方にも個人差があり、すぐに39℃40℃になる子もいれば、38℃どまりの場合もあります。発熱以外に何も症状がない場合、水分が取れていればあわてることはないのですが、初めてのお子さんで発熱にどう対処してよいかわからない場合は、医師に相談してください。

咳が出ている時

咳も気になる症状ではありますが、その程度によります。咳がひどくて授乳ができない、むせてしまう、食べ物を吐いてしまう、眠りが妨げられるほど、などの場合は受診して医師の指示に従ってください。その咳が急性の風邪に伴うものは、医師の指示に従い投薬を受けてください。風邪はおさまってきたが咳だけ残っている場合、寝入りばなや、明け方に数回咳をするだけで、昼間はほとんど咳をしない場合は様子を見てよいでしょう。赤ちゃんの背中に耳を当てて聞いてみると、「ヒューヒュー」音がしている場合は、喘息様気管支炎かもしれません。昼間のうちに小児科を受診して相談しましょう。咳予防の環境対策としては、部屋の掃除をすること、布団などのほこりも咳を誘発します。空気の乾燥も、気道の粘膜を弱めますので、湿度を保つよう工夫してください。

予防接種について

予防接種は生後2ヶ月から接種を始めましたね。最初は種類が多くて戸惑ったりされたお母さんも、6ヶ月になるとだいぶ慣れてきたでしょう。ここではこの時期にお母さんたちから寄せられる質問にドクターがお答えします。

予防接種のスケジュールが狂ってしまったら何を優先すればいい?

現在は乳幼児の予防接種はすべて個別接種ですから、スケジュールが分からなくなった時点で、母子手帳の予防接種のページを見て、済んだものを確認してください。引っ越しや、次の子を妊娠した場合など、予定通り予防接種に行けないこともありえることです。ゼロ歳児であれば、優先順位は、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合ワクチンなどです。1歳を過ぎていたら、MR(はしか・風疹)ワクチンが優先です。小児科に連絡して、確認してもらってください。

複数回受けるワクチンを途中でやめたらどうなる?

ワクチンは、規定回数を受けてはじめて、病気の予防に必要な抗体ができるように作られています。規定回数を受けなくても、1回でも受ければ多少は効果がある、と思いがちですが、確実な予防効果は期待できません。期間が空いてしまった場合は、ワクチンによりそれぞれ決まりがありますので、小児科医に相談して適切に接種をしましょう。

生後6ヶ月赤ちゃんの心配・不安をドクターがアンサー!教えてとよこ先生

育児誌『Baby-mo』の連載も監修されている渡辺とよ子先生に、この時期の赤ちゃんの心配や不安を伺いました。

寝返りしない

Q.体重が多い(生後6ヶ月半で9.2キロ)せいかまだ寝返りをしません。

A.途中まで手伝ってあげたりうつぶせで遊ばせてみましょう

確かに体重が軽いほうが、寝返りもはいはいも早い傾向にあるでしょう。ただし、それが今後の成長すべて影響するわけではありません。途中まで手伝ってあげれば、できるかもしれませんよ。うつぶせで遊ばせるなど、体をゴロゴロさせると楽しいということは教えてあげてもいいでしょう。無理に練習させるのではなく、遊び感覚でやることが大切です。

薬の飲ませ方

Q.はじめて風邪をひいた際、投薬をいやがり大苦戦しました

A.形状が選べるなら希望を伝えましょう

赤ちゃんの薬は、液体のシロップとドライシロップと言って顆粒状か粉末のものがあります。甘い味が付いているのですが、それを嫌がる子もいれば、大好きな子もいます。薬の苦味をごまかすためのチョコレート味などの商品もあります。病院や薬の種類によっては選べる場合もありますので、処方される前に、先生に希望を言ってみるのもいいでしょう。薬剤師さんに相談すると、飲ませ方などその子に合った方法を教えてくれます。

食物アレルギーについて

Q.米がゆを食べさせたら湿疹が。アレルギーでしょうか?

A.自己判断せず小児科を受診しましょう。

はじめての食材を食べた後に、湿疹や下痢などの症状が出た場合、アレルギーの可能性もあります。小児科でアレルギーの検査を受けると、アレルギーの有無や原因の食材がはっきりします。とくに米は日本人の食生活の基本となるもの。自己判断で除去せず、医師に食事内容なども相談しましょう。また、離乳食で新しい食材に挑戦するときは、何かあってもすぐに病院に行けるよう、小児科が受診できる午前中に、ごく少量から与えるようにしましょう。

おむつのサイズアップの時期

Q.おむつは、体のどこに合わせてサイズアップすればいいの?

A.足まわりやおなかまわりに合わせてゆったりと。
おむつはあまりきつめにつけるものではありません。足やおなかに、ゆとりを持って自由に動くようにしてあげたいですね。サイズを合わせる場所は、足まわりやおなかまわりに。股上が長いようなら、折り曲げるなど工夫もできます。動きも激しくなり始めるころ。今、Sサイズでぴったりなら、Mサイズに替えて、少しゆるめにつけてもいいでしょう。

【監修】 渡辺 とよ子 わたなべ医院東松戸

都立墨東病院周産期センター新生児科(NICU周産期新生児専門医指導医)部長、内科系副院長を歴任。2020年まで医療法人社団わたなべ医院院長を務め、21年より現職。多くの乳幼児をみてきた経験による、的確で親切な助言が好評。『母乳育児 ミルク育児 の不安がなくなる本』『はじめてママ&パパの 0~6才 男の子の育て方』(ともに主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。 わたなべ医院東松戸

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