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2021.09.06

妊娠出産体験談・インタビュー

くみっきーさん「本当は20代で出産したかった私が、『今』妊娠してよかったと思う理由」

photo by Setsu Takahiro

10代で『Popteen』の専属モデルになり、以来、変わらぬ人気のくみっきーこと、舟山久美子さん。2019年に結婚し、この9月に出産を控えています。妊娠による生活や心境の変化、決意などをうかがいました。
*くみっきーさんは2021年9月6日ご出産を報告されました。

陣痛を経験したら、この先の人生でこわいものはなくなる気がするんです(笑)

つわりがほとんどなく、順調な妊娠生活だったのですが、後期に入って便秘や腰痛などのマイナートラブルが増えてきました。健診で相談しても「妊婦さんにはよくあることですよ」と言われるので、対策はサプリメントを飲むくらい。体が重くなってきたから、動くときについ「よいしょ」って言っちゃったりして(笑)。出産まであと少し、無理をせずに過ごすつもりです。

出産は普通分娩の予定です。「無痛にしないの?」とよく聞かれるけれど、10代のころから陣痛の痛みを経験してみたいと思っていて。産んだらもう、これからの人生でこわいものはなくなって超人になれそうな気がするから(笑)。
くみっきー マタニティフォト

立ち会いはNG。だんだんと、ひとりで産む覚悟ができてきました

コロナ禍で立ち合いができない点だけが残念。男性は父親になる過程が少ないじゃないですか。だから妊娠・出産・育児で共有できるものは全部したいんですけどね。でもこればっかりは仕方がないから、ひとりで産む覚悟もだんだんできてきました。陣痛のときにパニックにならないように、今はヨガの呼吸法を練習中です。

彼は私が食べづわりのときは一緒に気持ち悪くなって、おなかが大きくなってきたら夢の中で妊娠して、と共感力があるタイプ(笑)。育児も一緒に楽しんでできるんじゃないかなと思っています。出産準備も、彼と雑誌を読んだり周りの人に教えてもらったりしながら必要なものはリストアップずみ。お祝いでいただくものとかぶらないように買う予定です。

妊娠生活は思ったよりも疲れます。生活に余白をつくるライフスタイルにシフト 

妊娠中は、体調やココロのバランスをとるのが思っていたより大変だなというのが実感。仕事が好きで、朝から晩まで予定を詰め込むタイプでしたが、おなかが大きくなってからは、遅くに帰宅すると家のことができないくらいヘトヘトに。「あ、ひとりじゃないんだ」と改めて気づいて、予定やすることは詰め込むのではなく減らしていこう、と決めました。体力的にも気持ちの面でも余白を作っておかないと、育児が始まってもパンクしちゃいますもんね。

本当は20代で赤ちゃんを産みたかったけれど、そうだったとしたら今よりもっとがんばりすぎていたと思うから、30才の「今」、ママになれてよかったなと思っています。
くみっきー舟山久美子1991年東京都生まれ。17才のときにモデルデビュー。雑誌『Popteen』の専属モデルを6年間務め、現在は雑誌やテレビ番組に多数出演し、YouTubeチャンネルも開設。2019年に結婚。パートナーの愛称は「マシュくん」。

ワンピース 参考商品/ADELLY(Office surprise) イヤリング 4,620円/kiku製作所

撮影/瀬津貴裕(biswa.) スタイリング/田沼トモミ ヘア&メイク/Midori 取材・文/佐藤真紀 『Pre-mo(プレモ)2022年秋冬号』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。➤ 雑誌の最新号・バックナンバーはこちら 

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