トイレでおしっこできるようになったら、いよいよ次はうんち!この難関をクリアする、うんちのトイレトレーニングの進め方とポイントを9つご紹介します。トレーニング中に親がやってはいけないこともあわせてチェック!
①うんちのトイトレは「しゃべる」「歩く」が始まってから
うんちが早くからかたくなっていて、いきむ動作をする子なら、10ヶ月くらいからおまるやトイレに誘ってみてもいいでしょう。
ただし、「うんちをする」ということを理解して、上手にいきんだり、がまんしたりできるようになるためには、やはりある程度、大脳皮質が発達していることが必要です。歩いたりしゃべったりできるようになる、1歳以降が向いています。
②子供はいきんだタイミングで「うんち」を自覚
うんちは「トレーニング」と意識しなくても、自然にトイレでできるようになる傾向が高いです。1歳前後になると1日に1〜2回の排便リズムができ、する時間帯もだいたい決まってくるからです。
離乳食の後半に入ると、うんちはだんだんかたくなり、いきまないと出ないようになってきます。このいきむ動作があるために、ママはタイミングを見つけやすいし、子供も自覚しやすくなります。
さらに、いきんでから実際にうんちが出るまでにある程度時間があるので、この間におまるやトイレに誘うこともできます。
うんちはおしっこよりも形やにおいがはっきりしているので、うんちを「して理解する、見て理解する、聞いて理解する」ということも、比較的簡単です。
③まずは「うんち」の感覚を覚えることから
最初からおまるやトイレなどの場所にこだわるのは禁物。まずはうんちをする、ということ覚えることからスタートします。
うんちが出そうな感覚を感じとり、顔をしかめたり、「うーん」といきんだりして、うんちを出すことができるようになればまずOK。「うんちが出たね」とほめてあげましょう。
もしおまるやトイレ以外の場所でうんちをしてしまっても、しからずに「これがうんちだよ」と教えてあげるくらいのゆとりで接したいもの。
子供が自分の意思でうんちができるようになったら、うんちが出そうなとき=いきみの動作を見せたときに、おまるやトイレに誘ってみるといいでしょう。