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2021.10.08

成長・発育

赤ちゃん「何でもポイポイ投げる」の謎。やめさせるべき?注意の仕方は?【小児科専門医監修】

物を投げるのはやめさせるべき?

赤ちゃん時代は脳を育てる大事な時期。どんどん投げさせてあげて

自分の意思で物をつかんで投げることができるというのは、実はすごいこと。物をつかめるようになったら、次は投げてみようと思う。これはとっても自然な発達の流れです。

「ここから落とすとこんな音がする」「こっちから落とすと違う音がする」。はね方も、転がり方も、音も違う。その経験によって脳に情報を蓄積しています。

赤ちゃんの時代にそれを知ることはとても大切で、この時期にしかできないこと。どんどんやらせてあげてください。

そのためにも、まずは投げられては困る危険なものを近くに置かないこと。投げられてもいいような状況を親がつくってあげてくださいね。

物を投げるのを注意するのはどんなとき?どうやって?

人に向かって投げたときや食べ物を投げたときは、きちんと注意を。赤ちゃんにどう伝えるべきか、叱り方のコツを教えてもらいました。

まずは赤ちゃんの「楽しい」に共感する

赤ちゃん 投げる

赤ちゃんは悪気があって投げているわけではありません。好奇心・感覚遊びのようなもので、脳の発達にも重要なこと。まずはその「楽しい・おもしろい」という気持ちに共感してあげて。大好きなママが反応してくれると、気持ちが満たされ注意も入りやすくなります。

赤ちゃんの目を見て理解できる言葉で伝える

赤ちゃん 投げる

赤ちゃんの「楽しい」気持ちに共感したら、まだわからなくてもその都度、目を見ながら「食べ物は大切にしようね」と伝えましょう。それをくり返すことで、いつか「これは投げちゃいけないんだ」と、理解できるようになります。

危険がない、他の遊びに誘ってみる

赤ちゃん 投げる

丸めた新聞紙、当たっても痛くないやわらかいおもちゃなど、投げられても平気なものを用意しておいて、それに誘導するのもおすすめです。いろんな感触、におい、音がするなど、違いが楽しめるものは感覚の発達に◎。

わが家ではこうしてます!先輩ママの「何でもポイポイ」対策

ティッシュは箱の口から出さずに置く

ティッシュの箱は、ティッシュを出さないで置いておくと引っ張り出しません! 使うときちょっと不便ですが、1枚ずつしまうよりマシ。(りなママ)

とにかく危険なものは隠しておく!

リモコンやワレモノなど、投げられたら困るもの、危ないものは手の届かない場所へ。だから基本的には好きなだけやらせておきます(笑)。(Sさん)

あとで見ると楽しめるムービーで撮影

ポイポイ時期の私のイライラ軽減のために、ムービーでポイポイの様子を撮影することに。客観的に見ることで、仕方ないと思えるように。(ひかるママ)

危ないときはほかのことで気をそらせる

危険がないかぎり、ある程度は好きなようにやらせています。やめさせたいときは、ほかの遊びに誘うと、すぐに忘れるみたい(笑)。(朱ちゃんママ)

次ページ > おすすめ!「ポイポイ」おもちゃ4選

撮影/中村彰男 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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