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2021.10.17

ママパパの生活

【職場でモラハラ】女性に対するモラハラ事例と5つの対策。被害を受けた場合の対処法は?

社会的に根強い問題であるハラスメントには、パワハラやセクハラ、マタハラなどをはじめとするさまざまなものが存在しています。その中でも精神的な苦痛を与えるモラハラは、なかなか表面化しにくいこともあり、モラハラかそうでないのかの境界線がわかりづらいために、人知れず悩む人が多い問題です。この記事では、職場でのモラハラの特徴や事例、モラハラ行為を受けた際にどう対処すべきなのかについて解説します。モラハラなのかどうか悩んでいる人、どこに相談すればいいのかわからない人も参考にしてください。

モラハラとは?パワハラとの違いについて

モラハラとはモラル・ハラスメントの略で、相手に嫌がらせやいじめなどにより精神的な苦痛を与える行為のことを指します。モラハラは言葉や態度で行われるため、殴ったり蹴ったりする肉体的な暴力行為はこれに該当しません。

精神的ないじめは表面化しづらい面があるため、あまり問題として取り上げられる機会はありませんでしたが、フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌによって広く知られるものとなりました。

夫婦や恋人間の問題として頻繁に取り上げられている印象が強いですが、実は職場でのモラハラに悩む人も非常に増えていて、異性からだけではなく、同性からのモラハラも数多く存在しています。

モラハラの二次的な被害として、セカハラ=セカンド・ハラスメントも深刻に

セカハラとは、ハラスメントを訴えた被害者に対して、会社や上司、周りの人などが逆に被害者を責めるようなことを言ったり、相談しても相手にしなかったりすることを指します。

セカハラをおそれて誰にも相談することができなかったり、我慢してしまうことによって、モラハラ問題がより悪化してしまうケースも少なくありません。

モラハラとパワハラの違いは何?

モラハラと同様に、職場での問題としてたびたび取り上げられるハラスメントのひとつに、パワハラがあります。

パワハラとはパワー・ハラスメントの略で、その名の通り立場や権力(パワー)などの力関係を利用して相手に精神的、肉体的な苦痛を与えるいじめや嫌がらせのことです。

職場でのパワハラは一般的に、上司や先輩、取引先など上の立場にいる人間から、部下や後輩、下請けなどの自分よりも立場が弱い人間に対して行われます。そのため、パワハラを受けた側は逆らったり、被害を訴えたりしにくいのも大きな特徴です。

モラハラの場合は権力や立場などは一切関係なく、加害者が部下で被害者が上司のように上下関係が逆の場合でも行われることがあります。モラハラ加害者の多くは、被害者以外には人あたりよく接するため、第三者から気付かれやすいパワハラとは異なり、問題が表面化しにくいといった側面も。

また、加害者側が悪意や罪悪感を持たず、無自覚でモラハラを行っているケースが多いのもパワハラとの大きな違いです。そのため、被害者が加害者ではなく自分自身を責めてしまい、ひとりで悩んだり追い詰められたりして、問題が深刻化してしまうことがあります。

ただ、上司や先輩など上の立場の人が、下の立場の人を周囲から気付かれないようにいじめや嫌がらせを行っていた場合は、パワハラとの線引きが難しいこともあります。

モラハラによって会社の責任が問われる場合も

モラハラ行為について直接規定している法律は今のところなく、モラハラの基準が曖昧になってしまい、解決に繋がらないことが多いのが現状です。ただし、会社には労働者が安心して働けるよう労働環境に配慮する「職場環境配慮義務」があります。

これは労働契約法や男女雇用機会均等法を根拠とした企業が負う義務であり、会社がモラハラなどのハラスメントに対して問題を放置したり、適切な措置を行わなかった場合は、義務違反として被害者から損害賠償請求をされたり、社会的な信用を失うなど、会社にとって大きな損失となることがあります。
次ページ > 職場でのモラハラ事例

文/エスタ

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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