我が子への初めてのプレゼントとなる名前は、じっくり考えて後悔のないようにつけたいもの。名前を付けるとき、字画や名前の響きなど何を重視するのかによって名付けのアプローチは変わってきますが、動物をイメージする漢字で名前を探すのも一案です。今回はたくさんの動物の中から「馬」の漢字を使った名前について取り上げます。
「馬」に込める名付けの願い
「馬」は常用漢字なので名前に使える漢字です。
馬(ウマ)は、社会性の高い動物と言われ、群れをなして行動します。速力に優れ、競走用のサラブレッドは最高87km/hを出すとも言われていますね。
また、馬は古代から交通手段や農業の場において、馬車として大切な役割を担っていました。
馬は高貴さや裕福さ、速さの象徴として神話や伝承などにも登場します。そのイメージから「馬」の漢字を使った名前には、生命力、たくましさ、自由で勇敢、前向き、快活といった願いを込めることができます。
名付けに使いやすい「馬」にまつわる漢字
「馬」の漢字そのものを名前に使う場合の他、「駿」「騎」など部首が「馬」の漢字を使うことも多いです。
「馬」の漢字を使った名前
【男の子】・郁馬(いくま)
・克馬(かつま)
・一馬、和馬(かずま)
・煌馬、功馬、弘馬、航馬(こうま)
・秀馬、柊馬(しゅうま)
・翔馬、将馬、昇馬、匠馬、昌馬(しょうま)
・聖馬(せいま)
・颯馬、蒼馬、聡馬、湊馬、壮馬(そうま)
・拓馬、卓馬(たくま)
・天馬(てんま)
・登馬、藤馬、冬馬、統馬(とうま)
・陽馬、晴馬、春馬(はるま)
・楓馬(ふうま)
・悠馬、優馬、勇馬、雄馬(ゆうま)
・陸馬(りくま)
・竜馬、琉馬(りゅうま)
・僚馬、良馬、涼馬、諒馬(りょうま)
【女の子】・瑛馬、絵馬、江馬(えま)
・馬帆、馬穂(まほ)
・美馬奈、美馬奈(みまな)
・馬理、馬凜、馬利、馬李、馬璃(まり)
「駿」の漢字を使った名前
「駿(しゅん)」は「夋」と「馬」を組み合わせて「優れた馬」、良馬、足の速い馬という意味があり、瞬発力と判断力に優れた人になってほしいという願いが込められます。
馬の「躍動感」に加えて「しゅん」という響きから爽やかな印象がありますね。「しゅん」の他に、「たかし」「とし」「はや」「はやお」「はやし」と読むこともできます。
「駿」は「するが」と読むこともできます。静岡県には駿河湾(するがわん)があり、この名前の由来は諸説ありますが、県内を流れる富士川の流れが急で速かったことから、「駿馬のように流れの速い河=駿河」と命名されたそうです。
【男の子】・英駿(えいしゅん)
・駿(しゅん・はやお)
・駿一(しゅんいち)
・駿瑛(しゅんえい)
・駿吾、駿悟(しゅんご)
・駿介、駿輔(しゅんすけ)
・駿季、駿輝(しゅんき)
・駿成、駿星(しゅんせい)
・駿太(しゅんた)
・駿大(しゅんだい)
・駿斗、駿人 (しゅんと)
・駿太郎(しゅんたろう)
・駿之介(しゅんのすけ)
・駿平(しゅんぺい)
・駿也、駿矢(しゅんや)
・颯駿(そうしゅん)
・優駿(ゆうしゅん)
【女の子】・駿子(しゅんこ)
・駿名、駿菜、駿奈、駿那(しゅんな)
・千駿、智駿(ちはや)
・美駿(みはや)