分娩時間の平均時間は一般的に、初産で約14時間、経産婦は約8時間と言われています(個人差あり)。Aさんの出産時間は9時間30分で初産にしては短いけれど、腰がくだけるほどの陣痛に苦しみ、終わりの見えない壮絶な闘いの末の出産だったようです。
【Aさん(31才)のお産DATA】・赤ちゃんの性別:女の子
・出生体重:2695g
・出産病院:大学病院
・分娩方法:自然分娩
・分娩時間:9時間30分
・入院日数:5泊6日
陣痛と嘔吐に苦しんだ9時間30分の一部始終
9:30 健診日で病院へ。先生に刺激される子宮口の開きは2cm程度。先生に子宮口を刺激されて下腹部に痛みが…。健診後、ランチ&かき氷を食べに出かけて、その間も下腹部痛は持続中。
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17:00 陣痛が10分間隔に下腹部痛で横になってもなかなか休息できない。痛みの間隔を測ると10分をきっていた。何かがモレたような(破水?違う?)感じもしたので病院へ電話をすることに。そして入院決定!
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18:00 陣痛タクシーを呼ぼうとしたら…陣痛タクシーを登録していたのにまさかのタクシーが来ない事件勃発!結局駅までバスで行き、駅前でタクシーを拾って病院へ向かうことに。
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22:30 痛すぎて嘔吐を繰り返す夜になり陣痛が、腰がくだけるような痛みに変化!この頃には陣痛間隔は3分で子宮口の開きは5cm。痛み+気持ち悪さで嘔吐を繰り返す地獄の時間帯に突入…。
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23:45 分娩室へ移動陣痛間隔1分、子宮口8cm。出血したこともあり「もう無理!」と叫んだら助産師さんが、「少し早いけど分娩室へ移動しましょう」と言ってくれた。
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0:00 いきみOKの指示が出るいきみOKの指示が出たけれど、何度いきんでも「上手上手!あと少し!」と言わるので、その度に「あと少しって何回ですか?」と聞く私…。
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0:50 出産!いきみ開始から30分後に破水!「もう少しだからね~」と助産師さんの声が聞こえたけれど、疲れ果てて返事すらできない状況のなか、出産。出産直後の正直な気持ちは「やっと終わった…」です(笑)。
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初産だし12時間以上はかかると覚悟していたら、分娩時間は9時間30分。時間だけ見るとスムーズに出産できたイメージですが、陣痛が想像以上に辛くて、このまま腰が砕けるのではないかと本気で思ったほど、自分的には壮絶なお産でした。痛みに耐えられずナースコールを何度押したことか(笑)。
誕生した瞬間は、かわいいとかうれしいとか感動する前に、やっと出てきてくれた~という安堵感のほうが先。安心したら、頑張ってくれた娘にも、「お疲れ様、ありがとう」という気持ちに♡
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