検索
カテゴリー一覧
赤ちゃん・育児
MENU
Copyright (C) SHUFUNOTOMO Co., Ltd. All Rights Reserved.
複数人との会話で、隣人が言わなくてもいいひと言を発し、場が白んでしまったという経験はないでしょうか。なぜうっかりこのような発言をしてしまうのか。それには「大人の発達障害」が関係しているかもしれません。発達障害を専門とする児童精神医学の第一人者で、大人の発達障害にも詳しい、星野仁彦先生監修『ママにいいこと大全』から紹介します。
発達障害の人は、対人スキルが未熟なため、相手の気持ちを考えたり、その場の空気を読んだりすることが苦手。自分の言いたいことだけを一方的に話し、相手の反応には興味がなく、人の話は聞こうとしません。
思ったことをそのまま口にして、相手を不快にさせてしまう場面もしばしば。
相手の話に対して相づちを打つだけでも、会話はスムーズに進みます。「うんうん」「そうなんだ」など簡単なものでOK。また、相手の長所を見つけてほめたり、話している間はできるだけ笑顔でいるように心がけましょう。
発達障害の人は複数名で話すことが苦手で、むしろ1対1のほうが落ち着いて会話ができる場合も。マンツーマンで話す機会を設けてあげるのもひとつの手。会話の練習にもつながります。
自分の話ばかりされるとカチンとくることもありますが、本人にはまったく悪気はありません。脳の機能障害による特性なのだと理解し、肩の力を抜いて、あまり気にしないようにしましょう。
記事を読む⇒⇒⇒子どもにすぐキレてしまうのは「大人の発達障害」が原因かも?特徴と対処法をチェック!
子育てママの「プチうつ」は、行動・睡眠・食事ですべて解決。各分野のエキスパートが科学的根拠に基づいたうつヌケ法を伝授します。
『ママにいいこと大全 育児のうつヌケ95の習慣』1,430円(主婦の友社)
第1章 このもやもやには理由がある!「育児がツライ」の正体は?
第2章 「行動」でうつヌケ。毎日やってるそれ、実はうつの原因かも?
第3章 「睡眠」でうつヌケ。寝ることは自律神経をととのえる最良の方法
第4章 「食べて」うつヌケ。食事を変えると人生が変わる!
コラム 「大人の発達障害」自分もまわりもラクになる対処法/夫婦関係を解決して、夫にイラつかない妻になる
_______
監修/小野陽子先生(産婦人科専門医)、星野仁彦先生(児童精神科医)、愛波 文さん(乳幼児睡眠コンサルタント)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、石蔵文信先生(循環器科内科医・心療内科医)
イラスト/松元まり子