お産入院準備は進んでいますか?陣痛乗り切りグッズ、入院生活の必需品、忘れがちな退院時のグッズなど、お産入院に必須のものから、「私は用意して正解だった」ものまでご紹介。妊婦さんのお産入院バッグもお見せしちゃいます。
お産入院に必要な基本アイテムをチェック
お産入院準備を始めたのは妊娠9ヶ月ごろと回答された方が一番多い結果に。でも、突然の入院になっても慌てなくてすむよう、できるところから少しずつ準備しておきたいですね。
まずは、お産入院に必要な基本アイテムをチェックしましょう。病院によって準備するべきものが違ったり、病院側で準備してくれていたりするものあるので、何が必要かは入院先で配られる入院案内などもあわせて確認してください。
陣痛~お産本番
入院の手続きに必要なものや、つらい陣痛を乗り切るためのグッズをメインに、乾燥対策や赤ちゃん誕生の記録用品も忘れずに。
●母子健康手帳&ケース●母子健康手帳、健康保険証、診察券、印鑑など、健診や入院手続きに必要なものはひとまとめにしておくと安心。
●陣痛乗り切りセット●ハンドタオル、テニスボール(またはゴルフボール)、ペットボトル用のストローキャップは、陣痛乗り切り三種の神器!
先輩ママvoice「帝王切開で出産したのですが、ストローキャップは買って大正解!産後は体が自由に動かせずしばらく寝たきりで、術後は絶食で水分しかとれなかったので本当に助かりました。陣痛のときはもちろん、産後も活躍するアイテムです」(ちはるさん)
先輩ママvoice「陣痛でかなり腰が痛かったのですが、助産師さんにテニスボールで尾てい骨あたりを押してもらったら痛みが軽減しました」(ひろぷ~さん)
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【陣痛の痛み】逃し方&和らげる方法を紹介。先輩ママの陣痛乗り切り体験談も【産婦人科医監修】●携帯電話&充電器●夫や家族との連絡、友人やSNS上での出産報告などに欠かせないアイテム。入院中も赤ちゃんの写真を撮ったり頻繁に使うので、充電器も忘れずに。
●筆記用具●陣痛の間隔をメモしたり、入院中の赤ちゃんの様子やお世話の内容を記録したり。いただいた出産祝いをメモしておくのにも便利。
●ゼリー飲料●お産が長引くと、食べる体力がなくなる可能性も。手軽に栄養補給できるものを用意しておくと安心です。
先輩ママvoice「陣痛が始まったら病院食を食べる元気はナシ。痛いおなかをかかえてエネルギー補給するなら、やっぱり吸うタイプのゼリー飲料がおすすめ。寝ていても飲みやすいです」(まみさん)
●リップクリーム●病院内はエアコンで乾燥しがちで、呼吸で唇がカサカサになることも。唇の乾燥対策に必須なので、使い慣れたものを持参しておきましょう。
先輩ママvoice「病院内はとにかく乾燥していました。さらに痛みに耐えるために呼吸をたくさんするので、唇が乾く乾く...。陣痛の合間にひたすらリップクリームを塗って唇を潤していました」(M・Sさん)
●シュシュ●陣痛時や分娩時は汗をかきやすく、髪の毛が邪魔になることがあります。ロングヘアの人は髪をすっきりまとめるのに必須。
●あたためグッズ●体をあたためるとお産が進みやすいと言われています。ソックスやレッグウォーマー、使い捨てカイロなどを用意して。
先輩ママvoice「体があたたまるとお産が早く進むと聞き、湯たんぽを用意。でも、湯たんぽにお湯を入れるヒマがなかった…(苦笑)」(えりさん)
●メガネ●お産本番ではコンタクトレンズNGの場合があります。事前に病院に確認して、必要な人は忘れずに持参しましょう。
お産入院中
産後の体をやさしくケアするインナーやパジャマはマスト。会陰切開の痛みや、足のむくみなどのトラブルにはお助けグッズがあると便利。
●マタニティパジャマ●悪露の手当てや入院中の診察には、ボトムスを履かずに1枚でも着られるロング丈タイプが便利。お気に入りのデザインなら気分もアップ。
先輩ママvoice「産院から『ロング丈のものを』と指定があったので2枚用意しましたが、汗や授乳で汚れやすいのでもっと多くてもよかったかも」(よしえさん)
●産褥ショーツ●股下が開閉する産褥ショーツは産後すぐからの悪露の手当てに必須。入院中は汚れやすいので、洗い替え用に多めに用意して。
先輩ママvoice「自分で5枚ほど用意しましたが、1日に2枚使うこともあり『足りなかった』と思いました。多めに用意すると安心かも」(よしえさん)
●ハーフトップ・授乳ブラ●授乳が始まるので、乳腺を締めつけないソフトタイプが◎。授乳がしやすいように配慮されたデザインなので、授乳もラクにできます。
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円座クッション●出産時に会陰切開した人は、産後しばらくはコレがないと座るのもひと苦労だったり。退院後も自宅で使えるので、自分専用があると便利。
先輩ママvoice「会陰切開をしてふつうに座れず、円座クッションは必需品でした。産院に用意されていて便利だったので、退院後も使いたくて自宅用に購入しました」(ありささん)
●授乳クッション●授乳は入院中からスタート。慣れないうちは授乳姿勢も安定しないので、サポートしてくれるクッションが大活躍します。
先輩ママvoice「ロングタイプの授乳クッションは、いろいろな方向から授乳ができるので乳腺炎予防になります。ぐるっと腰に巻けるものだったので安定感も抜群。妊娠中や陣痛中も抱き枕として活躍しました」(あきさん)
●着圧ソックス●産後に足のむくみに悩まされるママ多数。就寝時も着用できる着圧ソックスでむくみを解消して、快適に過ごしましょう。
先輩ママvoice「産後、予想以上にむくみがひどかったので、着圧ソックスは用意しておいて正解でした!」(えりさん)
●スキンケアグッズ●院内での乾燥対策や産後ビューティーのためには、入院中もスキンケアが欠かせません。少量タイプやお気に入りを用意して。
●サブバッグ●売店や授乳室、トイレやシャワー室などに移動するとき、必要なモノや貴重品を入れて持ち歩けます。退院後はベビー用にしてもOK。
●母乳パッド●母乳の出方には個人差がありますが、産後に困らないように用意しておくと安心。使わないとパジャマに母乳がしみ出ることも。
先輩ママvoice「母乳の出がよくて、パッドがなければ洋服がびしょびしょに…。入院グッズに入れておいて正解でした」(ありささん)
●骨盤ベルト●産後の体型戻しの第一歩は骨盤から。自然分娩の人なら、産後すぐから少しずつ締めることで骨盤の回復サポートにも。骨盤ベルトの使用については医師や助産師に相談を。
●羽織もの●暑い季節でも冷房が効いた院内では肌寒く感じる場合も。体温調節が簡単にできるカーディガンやパーカーなどが1枚あると便利。
●スリッパ●病院に用意がない場合もあるので確認が必要。歩きやすくておしゃれなマイスリッパを持参すれば、院内の移動も快適です。
先輩ママvoice「正直、病院のスリッパはかわいくなかった!(笑)。二人目のときはお気に入りのスリッパを持参したので、入院中も気分が上がりました」(りえさん)
退院時
ベビーに着せるウエアやセレモニードレス、赤ちゃんをくるんで抱っこしやすいおくるみ、安全に家まで連れて帰るためのグッズを用意しましょう。ママは、自分の退院時の洋服も忘れずに。
●セレモニードレス●病院スタッフと記念撮影をすることもあるので、お気に入りのセレモニードレスやおめかしウエアを用意して。ドレスはお宮参りにも使えます。
●ベビー肌着●病院の産着から着替えて退院します。おしっこやうんちがモレてしまった…などのハプニングに備えて、予備の着替えも用意を。
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新生児の服は何を着せる?肌着とウエアの種類と必要枚数、季節別の着せ方を紹介!●おくるみ●赤ちゃんの体温調節に、日よけにと、用途いろいろ。くるむと抱っこしやすくなるので、抱っこに慣れないうちはあると便利です。
先輩ママvoice「退院後も活躍するおくるみ。くるんで寝かせるときは厚手の「GAP」、お出かけ先の冷房対策には薄手の「エイデンアンドアネイ」を。厚手と薄手、両方そろえておくと便利です」(あきさん)
●ママの洋服●意外と忘れがちなのが自分の洋服。産後すぐには体型が戻らないので、ゆったりめの服が◎です。季節の境目はアウターも準備を。
先輩ママvoice「おなかがまだ元には戻っていないので、妊娠中に着ていたゆったりめのチュニック&レギンスを退院用として持参しました」(よしえさん)
●抱っこひも●抱っこひもがあれば、抱っこの安定感もぐんとアップ。新生児から使えるタイプなら退院の日から安心して使えます。
●チャイルドシート●マイカーで退院する人には必須。妊娠中に夫婦で予習しておいて、退院日までに車に取りつけておきましょう。