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「これが欲しい!」と思わず衝動買いしてしまう経験は、誰しも一度はあるはず。でも、「気づけば銀行残高が0になっている」「クレジットカードの請求額が毎月高額」という人は要注意。もしかしたらその原因は「大人の発達障害」かもしれません。児童精神医学の第一人者であり、大人の発達障害にも詳しい星野仁彦先生監修の『ママにいいこと大全』から紹介します。
衝動性は、脳内で分泌される神経伝達物質が不足し、衝動や欲望を制御できなくなってしまうことが原因とされています。
発達障害の人は、後先に考えずに思いつきで行動してしまうため、衝動買いに走りやすく、また、金銭管理ができないので、お金を計画的に使えず借金を繰り返してしまう人も。
際限なく使えるクレジットカードは、持たないことが一番。現金もなるべく持ち歩かず、その日使っていい金額だけにしておきましょう。
発達障害の人が苦手な金銭管理は、無理に1人でやろうとせずに、まわりのサポートを得ましょう。お金の管理が苦手なことを伝え、夫や家族にも一緒に管理してもらうなど役割分担を。金銭管理が得意な夫なら、おまかせしても。
物事の優先順位を決めるのは苦手なので、まずは相談に乗り、欲しいものをリストアップして優先順位をつけてあげましょう。予算や優先順位を守れたら、たくさんほめて、自信をつけさせてあげることも大切です。
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子育てママの「プチうつ」は、行動・睡眠・食事ですべて解決。各分野のエキスパートが科学的根拠に基づいたうつヌケ法を伝授します。
『ママにいいこと大全 育児のうつヌケ95の習慣』1,430円(主婦の友社)
監修/小野陽子先生(産婦人科専門医)、星野仁彦先生(児童精神科医)、愛波 文さん(乳幼児睡眠コンサルタント)、細川モモさん(予防医療コンサルタント)、石蔵文信先生(循環器科内科医・心療内科医)
イラスト/松元まり子