冬場のお風呂は、寒さで風邪を引かないために入浴前、入浴中、入浴後の手早さがポイントに。そこで、赤ちゃんを飽きさせずにサクッと入れるコツ&湯冷めさせないテクを先輩ママに聞きました。さっそく今夜のお風呂タイムから取り入れてみませんか?
ねんねベビー編
生後1ヶ月:日の当たるテーブルの上で日中沐浴
1ヶ月健診を過ぎましたがベビーバスを活用しています。寒いので、あたたかい昼間にテーブルの上にベビーバスを置いて沐浴。午前中のいちばん機嫌のいい時間帯なのもささっと終わらせるポイント。重くなってきて支えながら背中を洗うのが大変。泡で出る石けんが必需品です。
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【ママの口コミつき】ベビーバスのおすすめ16選!人気の折りたたみ・エアータイプも紹介ハイローチェアの上にバスタオルを広げて準備。沐浴が終わったらそこに寝かせて素早く体をふいていきます。
生後2ヶ月:ベビーバスと湯ぶね両方使っています
先に私が体を洗い、お風呂場があたたまったところで、ブランケットにくるんで洗面所で寝かせておいた息子を抱っこしていっしょに湯ぶねにつかるというパターンが多いです。体を洗うときには、湯冷めしないよう、お湯を入れたベビーバスの中で洗ってあげています。
生後3ヶ月:湯ぶねのふたを開けて脱衣所まであたたかく
湯ぶねのふたを開け、お風呂場の扉も開けて脱衣所まであたたかくなってからお風呂タイム。洗うときはひざの上にタオルを敷いてから寝かせると、すべりにくくて安心ですよ。湯ぶねで3分くらいあたたまったら、バスポンチョでくるみ、お着替えへ。
泡で出てくる石けんで全身をささっと洗ったら、シャワーですすぎ、もういちど湯ぶねであたたまります。
生後6ヶ月:赤ちゃんだけ先に入れてしまいます
おすわりをしたときに胸までつかるくらい浅めにお湯を入れ、両わきを支えてじっくりあたためてから、お風呂用バウンサーに寝かせて体を洗います。バウンサーを導入してから、赤ちゃんだけ先に入れるスタイルになり、ワンオペでのお風呂がぐっとラクに!
おすわりベビー編
生後7ヶ月:バスチェアが大活躍♡
お風呂場ではバスチェアが便利。機嫌が悪くひざの上だと逃げたがるときも、座らせればスムーズに洗えます。座らせたまま、さっと自分も洗います。その間もこまめにお湯をかけて、冷え対策。
生後8ヶ月:湯ぶねですべてをすませます!
急に動くのですべって落としそうでこわくて…。湯ぶねの中で洗い、最後にシャワーで流します。洗うときは私の体を息子の足ではさむようにしてホールド。中で洗うとしっかりお湯につかれて、湯冷めしにくいのもいいです。
私が体を洗う間は小さめのベビーバスで待機。危険防止のため、つねに片手は息子に添えた状態で洗っています。
生後9ヶ月:脱衣所をあたためてバウンサーが待機場所
お湯をためている間、ヒーターで脱衣所をあたためます。髪の毛は洗った直後にガーゼで水けをふきとると、冷え予防になると聞いて取り入れています。
お風呂の扉を開けて、私が先に洗い、バウンサーで待たせます。話しかけながら子どもが飽きないように工夫!
生後10ヶ月:おもちゃで楽しい雰囲気作り!
衣服を着たままハイローチェアに待機させて、私の準備ができたら脱がせます。ママが近くにいるのでグズらず◎。
安全かつ手際よくお風呂に入れるにはお気に入りのおもちゃが必須。モタモタしていると暴れだすので、おもちゃで気を引きながら一気に洗います。私はダブル洗顔不要のクレンジングで時短に。
おすわりが安定して、洗面器におもちゃを浮かべれば、ひとりで遊んでくれるようになりました。お風呂上がりは娘に塗ったボディローションの残りを私の顔にもささっと塗りスキンケアの応急処置を。寝てからゆっくりスキンケアをします。
お風呂上がりはバスローブを着せて、その間に私が着替え。動いても脱げないし、フードで髪もふけて便利。
たっちベビー編
11ヶ月:顔を洗うとギャン泣き!即興の歌でごまかす
抱っこしながら洗うと、顔に水がかかるのをいやがるので、アップリカのバスチェアを導入。両手があくので、手早く顔や頭を洗えるように!泣かれるとこちらもあせってしまうので、「お風呂はいいね~ざぶざぶ」など即興の歌を歌って盛り上げています(笑)。
バスタオルはかごに入れて、浴室の中まで持っていきます。湯ぶねを出たらすぐ体をふき、衣服を着せます。
1歳:日中、双子2人同時に!
お湯をバシャバシャするのが大好きなので、私が体を洗っている間、双子は湯ぶねのへりにつかまり立ちをさせて、お湯に浮かべたおもちゃで遊ばせます。お風呂上がりはあたたかい(夏は冷風、冬は温風、安全に使えてコンパクトなファンを使用)浴室でそのまま体をだいたいふいて、バスポンチョをかぶせちゃいます。
1歳3ヶ月:着替えセットを準備してスムーズに
シャワーが苦手で大泣きするので、頭と顔はスピード勝負!とにかく急いで洗って、最後に湯ぶねにつかります。お風呂上がりの着替えはリビングで。入浴前に着替えと保湿剤をセットで準備し、じっとさせるためテレビを見せてささっと着替えて湯冷めを防止。
顔に水がかかるのがいやで毎回大泣き。タオルで顔に水が流れるのを防ぎながらシャワーで流しています。
1歳6ヶ月:遊びの延長でじっくりつかる
遊びに夢中でなかなかお風呂に入りたがらないときは、電車ごっこでお風呂へ誘導。「終点のお風呂駅にはおもちゃがいっぱい!」と誘います。おもちゃは出し惜しみせず、遊ばせながら洗います。パジャマはエアコンの温風があたる場所に置き、あたためておきます。
すぐに出たがるので、おもちゃで遊ばせながら、なるべく湯ぶねにしっかりつかるようにしています。
赤ちゃんとのお風呂Q&A
湯ぶねの温度やシャワーの温度、入浴剤は使っていいの?など、意外と知らないお風呂の疑問に小児科医の渡辺とよ子先生がお答えします。
Q.体をふくときのコツは?
お風呂上がりの肌はふやけて傷つきやすい状態に。肌に負担がかからないよう、やわらかいタオルでやさしく包むように水分をふきとって。使い古したタオルは洗濯の際、柔軟剤を使うとふっくらします。
Q.入浴剤は使ってもいい?
入浴剤はつかるだけで全身くまなく保湿でき、冬におすすめ。使うならベビー用のものや、低刺激性のものを選びましょう。
Q.ベビーソープは泡タイプと固形タイプどちらがいい?
洗浄力は変わらないのでどちらでもかまいません。ただ、泡タイプなら手早く洗えるという利点はあります。
Q.体の洗い方のポイントは?
石けんをよく泡立てるか、泡で出るソープを使い、ママの手でやさしく洗いましょう。1歳を過ぎたら汚れも増すので、やわらかいタオルで洗ってあげて。
Q.お湯の適温と入浴時間の目安は?
熱い湯は肌のカサつきの原因になるので、大人が少しぬるいと感じる38〜40度ぐらいが適温。入浴時間は5分~長くても8分ぐらいを目安に。
Q.シャワーの温度はどれくらいがベスト?
熱い湯は肌をバリアする皮脂を流してしまうため、肌が乾燥しやすくなります。シャワーのときは39〜40度ぐらいの、少しぬるめの湯温を心がけて。
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