子どもも大人もウキウキする、楽しいクリスマスシーズンがやってきました。お部屋を素敵にデコレートして気分を盛り上げませんか?
ショップでかわいいリースやオーナメントを買うのもいいのですが、子どもと一緒に手づくりするのもおすすめ。小麦粉をこねこねして作るパンリースなら、粘土感覚で遊びながらできてキュートに仕上がりますよ。意外と簡単なので、ぜひ作ってみてください。
発酵させる手間もなく、ほぼ家にあるもので簡単にできる
材料は強力粉と薄力粉、塩、バター、水、だけです。おいしそうですが飾り用のパンのため、残念ながら食べられません。
でもそのぶん、生地を発酵させる手間もなく、発酵しすぎないよう急いで作業する必要もなく、気楽にこねこねできるのがいいところ。腐ることもないので長く飾っておくこともできます。
所要時間は2時間ほど。お子さんが作って形が少しばかりいびつになっても、大人が大雑把に作っても、こんがり焼くと不思議とそれも味わいになります。
子どもも作りやすい、手のひらサイズのパンを焼こう
材料(リース1個分)
強力粉90g、薄力粉10g、食塩1g、バター6g、水48g
作り方
①すべての材料を混ぜ合わせ、生地がまとまり表面がなめらかになるまでこねます。ホームベーカリーに材料をすべて入れ、生地を10分ほどこねてもらうとラクです。
②生地を長方形に平らに伸ばして整え、ラップで包んで30分ほど寝かせます。
③寝かした生地を3分割して棒状に整えます。なるべく3本の太さと長さが同じになるようにするのがポイント。また、リースの直径を大きくしたい場合は細めに、小さくポッテリと仕上げたい場合は太めにします。
今回は生地を3分割して三つ編みにしますが、2分割にしてねじるだけの二つ編みにしてもOKです。
④3本の端をくっつけてから三つ編みをします。編み終わったら端同士を合わせ、輪にして閉じます。閉じ目部分は手に少し水をつけて作業すると、生地同士がしっかりくっついてくれます。
こちらは二つ編みの場合。2本をねじるだけです。
⑤できあがったリースを天板に乗せ、余熱なし200℃のオーブンで40分ほど焼き色を見ながら焼きます。ある程度しっかり焼き色をつけたほうが美味しそうに仕上がります。
⑥焼き上がったら粗熱をとり、刷毛でニスを薄く塗って乾かします。ニスを塗ることでパンが割れにくくなり、防カビ、防腐、防虫効果もあるため長く保存できるようになります。ニスと刷毛は100均で購入しました。これで土台のパンが完成です。
親子で自由に飾りをつけて、素朴でかわいいリースに仕上げて
ニスが完全に乾いたら、いよいよ飾りつけです。輪の閉じ目を隠すようにつけると、見た目にキレイに仕上がりますよ。
子どもにはクリスマスの飾りやリボンなどのデコレートアイテムを準備してあげて、自由に飾りつけを楽しんでもらいましょう。大人はクリスマス仕様にしても、通年飾れるようシンプルにしても◎!お部屋の雰囲気や気分に合わせて、自分らしい表情のリースに仕上げてください。
パンリースは数年間もつので、親子のいい思い出にもなります。ぬくもり感たっぷりのパンリースを飾って、心温まるクリスマスをお迎えください。
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