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2022.12.28

名付け

「虎」のつく男の子の名前30選!漢字の由来や読み方は?【赤ちゃんの名付け】

強く勇ましいイメージがある「虎」。特に男子の名付けにおいて近年安定した人気を誇っています。

そこで今回は、「虎」の字の由来や、詳しい意味 名前に使うとどんな意味・イメージになる?名付けに使う際の注意点などを、漢字研究の第一人者、早稲田大学の笹原宏之教授にうかがい、どこよりも詳しく解説します!

「虎」の読み方や意味は?どんな由来のある漢字なの?

読み方(音・訓・名のり)

音読み:コ
訓読み:とら
名のり:たけ

漢字の意味

とら。ネコ科の哺乳動物。猛々しい、おそろしいものの例え。

漢字の由来

「虎」の字は、いわゆる動物の虎(タイガー)の象形文字です。字全体で、とらの形にかたどってあります。

「虎」を構成に含む漢字で名づけでも人気なのが「彪」(音読み:ひょう、ひゅう 訓読み:あや)、これは虎の毛皮の模様を意味する字。同じく人気の「琥」(音読み:こ 名のり:く、たま、こはく)の字は、虎の皮の色をした宝石を意味する字です。

名前のイメージ・願い

まさに虎のイメージのとおり、「強い」「勇ましい」。そういう人に育ってほしいという願いが込められるでしょう。

男の子の名前につかうイメージが強いですが、大正時代ごろなどは、女性もカタカナで「トラ」さんなどの名前が多くありました。昔は小さい頃に亡くなる子どもも多かったので、強い生命力を願ってつけられていたのでしょう。長寿を願って、おめでたい「亀」や「鶴」の名前の人が多かったのと同様の背景です。

字画数

8画

「虎」が名前につく有名人

では、名前に「虎」という字を使った有名人をチェックしてみましょう。

芝野 虎丸(しばのとらまる・囲碁棋士)
片山 虎之介(かたやまとらのすけ・政治家)
井伊 直虎(いいなおとら・戦国時代の女性城主)
長尾 景虎(ながおかげとら・のちの上杉謙信)

「虎」を使った名前は寅年で人気急上昇!

2022年の干支は寅でした。特に1月生まれの男の子に、「虎」を用いた名前が増加したとニュース等で見かけましたね。12年に1度のタイミングですから、名付け候補に挙げる人が増えてもおかしくありませんね。

中には、寅年生まれ&名前に「虎」「寅」が入っている人はお正月中の入園料無料!なんてテーマパークもあったそう。

「虎」のつく名前は良くないってホント?

「虎」の字というよりも、動物の名前を人につけることについて心配に思う人もいるでしょう。「縁起が悪いらしい」「動物って、たいてい人間より短命だし…」なんて意見も耳にしますね。

前述したように、「亀(カメ)」や「鶴(ツル)」は昔の女性によく見られた名前ですが、これは長寿やおめでたいイメージをもってつけられたケースがほとんどでしょう。しかしこの平均寿命が延びた現代に「名前で長生きを願う」という発想はあまり必要ないのかもしれません。

動物にまつわる字「龍」「竜」「馬」「鷹」「蛍」などは名づけでも不動の人気。よほどおかしな動物でない限り、動物を表す字を名前に入れるのは問題ありません。

特定の動物のイメージがあるため、国や文化によってその動物の好き嫌い、縁起の良い悪いもさまざまです。また、寅年生まれであったり、阪神ファンなのかな?と思われることはあるかもしれませんね。差支えなければ、特に問題視する必要はありません。

「虎」を使った男の子の名前例30選

ここからは、Baby-mo WEB編集部が厳選した「虎」のつく男の子の名前例をご紹介します!

「虎」が前にくる名前

虎優(こう)
虎大(こお)
虎河(こうが)
虎士郎(こじろう・とらじろう)
虎汰(こた)
虎太郎(こたろう・とらたろう)
虎徹(こてつ)
虎鉄(こてつ)
虎南(こなん)
虎舶(こはく)
虎雄(たけお・とらお)
虎翔(たけと)
虎也(たけや)
虎琉(たける)
虎和(とらかず)
虎樹(とらき)
虎邦(とらくに)
虎尭(とらたか)
虎睦(とらちか)
虎之介(とらのすけ)
虎政(とらまさ)

「虎」が後ろにくる名前

明虎(あきと・あけとら)
冬虎(かずとら)
聖虎(きよとら)
陽虎(はるとら)
英虎(ひでとら)
真虎斗(まこと)
将虎(まさたけ)
雅虎(まさとら)
義虎(よしとら)
_________

「虎」の字は、特に男子の名付けに人気。勇ましくてたくましいイメージがありますね。

不安なことが多い世の中、力強く、自分の人生を突き進んでほしい!そんな親の願いと愛がこもった名前をつけた子ならば、心の強い人に育ってくれるかもしれません。

名付け候補に「虎」の字をつけたい方は、ぜひ前向きに検討してみてください。

 取材・文/小林みほ

[監修]笹原 宏之 早稲田大学社会科学総合学術院教授・博士(文学)

古代の金石文から現在のインターネットに至る各種の資料を対象に、さまざまな漢字・文字・表記について調査研究。経済産業省の「JIS漢字」、法務省法制審議会の「人名用漢字」、文部科学省文化審議会の「常用漢字」の改正にも携わる。著書に『日本の漢字』(岩波新書)、『訓読みのはなし』(光文社新書)、『漢字に託した「日本の心」』(NHK出版新書)、『日本人と漢字』(集英社インターナショナル)ほか。

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