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2023.08.04

育脳・知育

この子はこの子のままでいい 児童精神科医・佐々木正美先生の思い

いい子だから、かわいがるのではありません。
かわいがるから、いい子になるのです。

子どもを幸せにするのなんて
とても簡単なことですよ。
親が笑顔なら
それだけで子どもは幸せなのです。
自分が親を幸せにしたと思って
自信たっぷりに育っていくのです。

いずれも、2017年に逝去された児童精神科医、佐々木正美先生の言葉です。子どもの数は減少の一途をたどり、虐待のニュースが途切れることのない今日だからこそ、もっと多くの人に佐々木先生のメッセージを伝え続けたい。そのように、Baby-mo子育て班は思います。『この子はこの子のままでいいと思える本』より一部抜粋してお届けします。

子どもに寄り添うということ、「待つ」ということ

何かを育てることのじょうずな人は、待つ力のある人です。そして「待つ」ということは、「信じる」ということと同じ意味です。

子どもというのは、土にまみれた球根のようなものです。どんな花が咲くのかはわからない。けれどきっと美しい花が咲くに違いない。それがいつかはわからなくても、きっとそうなると信じて、水をやり、ときには肥料を少し与え、日に当てて、大輪の花か小さくて清らかな花かと想像しながら、「きっと咲くのだ」と信じて見守ることができる人こそ、子育てのじょうずな人です。

子どもは、待ってもらっている時間の中で、その子のペースで内面を育てていきます。自分の好きなものや得意を知り、世の中のルールをとり込み、自分の中の小さな誇りを育てていきます。十分に熟した野菜や果物がおいしいように、待ってもらうことで心の中を成熟させていくのです。
大切に育てた花が咲いたとき、親の喜びはいかばかりかと思います。けれど、そのときに気がつくのです。本当に幸せだったのは、「どんな花が咲くだろう」と思いながら待つ時間だったのだ、ということに。

主婦の友社

この子はこの子のままでいいと思える本

¥1,540


発売日:2020年7月2日

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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