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2021.08.24

妊娠生活

【妊娠39週4日/予定日まで3日】「いきみのがし」を意識しておいて

【赤ちゃん】産道はとても大変な道のり

ママの骨盤はストレートな空洞ではありません。いくつもの複雑な形の骨が組み合わさってできた「器」のような空間で、子宮口がある方向に向かって狭くなっています。

この空間をくぐり抜けるのは、赤ちゃんにとってはとても大変な旅。体を回旋させたり、頭蓋骨を重ね合わせたりしてがんばります。

【ママ】お産は赤ちゃんとの共同作業

陣痛の間、いちばん苦しいのは、「産む瞬間」ではなく「その一歩手前」。いきみたいけれどいきんではいけない時間帯です。

産道付近の筋肉は、刺激を受けると自然といきみたくなるようにできていて、赤ちゃんの頭が通るときに、ぐっと力が入ってしまいます。しかし、まだ子宮口が全開大ではない段階で強くいきんでしまうと、中の赤ちゃんも圧迫を受けるし、会陰に力が入って裂けてしまうということも。

子宮口が開いてくるのを待つ間、会陰をパパのこぶしで押してもらったり、テニスボールを当てたりと、いろいろな工夫があります。

その中でも大事なのは、ママが赤ちゃんのことを考えることです。狭いトンネルの中で、一生懸命がんばっているわが子のことを思いやってみましょう。

息をフーッと吐きながら、おしりに入ってしまう力をなんとかのがして、赤ちゃんを強く圧迫しないように、がんばってみましょう。赤ちゃんと力を合わせての共同作業です。

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【監修】 鮫島 浩二 さめじまボンディングクリニック

東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。著書にベストセラー『わたしがあなたを選びました』(主婦の友社)。3男の父。

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