アパレルブランドのデザイナーで実業家でもあるしっかり者の川崎希さん(のんちゃん)と、のんちゃんを支えるアレクさんのご夫婦は、現在二人のお子さんの子育てに奮闘中。下の子が1歳になったタイミングで、これまでのママパパライフを聞いてみました。
考え方も行動も、すべてが子ども中心に変わりました
のんちゃん(以下の):一昨年(2020年)、下の子が生まれて大変だったのは、兄妹のタイミングがずれちゃうことかな。上の子が寝たと思ったら下の子が起きちゃうとか。下の子はほとんどグズらないので少しラクだけどね。
アレク(以下ア):お兄ちゃんは夜泣きすごかったもんねぇ。
の:夜泣きが始まるとアレクが起きて、抱っこして部屋の中をぐるぐる散歩してくれたよね。
ア:のんちゃんは絶対起きないから(笑)。こっちが「早く泣きやんで!」ってパニックになるとおさまらないから、夜泣きも楽しむというか、「こういう時間も今だけだから大切にしよう」って考えてたよ。
の:子どもが生まれてから、私たちの生活すべて、考え方も行動も、子ども中心に変わったよね。外出も子どもが行きたいところや、過ごしやすいところを選ぶし。アレクと二人で行動するのも、仕事だけ。たまには二人でデート?なんて、考えたこともないな~。
ア:二人どころか、のんちゃんは一人の時間も必要ないんだもんね。
の:そうなの。一人で映画を観たいとか、自分だけの時間が欲しいとか、思ったことがないんです。仕事か、子どもと一緒の時間か、どちらかだけで十分。アレクはジムに行って一人時間をつくりたいんでしょ?
ア:ジム、最近行ってないな~。行ってもすぐ、のんちゃんから呼び出しがかかるから、おちおちトレーニングしていられないんだよ(笑)。