「こんなママになりたい」という理想と、なかなか思うようにはいかない現実とのギャップがつらい乳幼児育児期。子育て専門のカウンセラーの福田花奈絵さんに、子育て中の気持ちが自然と上向きになる考え方を教えてもらいました。
子どもがいることで「人に迷惑をかけている…」は思い込みかも
「他人に迷惑をかけてはいけない」という思い込みが強いと、人に迷惑をかけてしまうことにものすごく抵抗感を感じてしまいます。
それと同じように「私はやさしくしてもらえない」「気持ちを分かってもらえない」という思い込みが強いと、身の回りで起こる出来事に対して、ついついそのフィルターを通して見てしまいます。
バスの車内で大泣き。周りの目線に耐えられず、結局降りてしまうことに…。
厳しい視線もあるかもしれないけれど、見守ってくれる人もたくさんいる
「迷惑をかけてしまうこともあるよね」「やさしくしてもらえないこともあったけれど、逆にやさしくしてもらえたことだってあった。今だって、私の味方になってくれている人はきっといるよね」と自分で自分に声をかけてあげると、感じ方が変わるかもしれません。
実際、厳しい視線もあると思いますが、やさしく見守ってくれている人もたくさんいらっしゃいます。「赤ちゃんは泣くものなんだから仕方ないの!何が悪いのよ!」と横柄な態度をとっているわけではないのなら、あなたの味方になってくれる人はきっといますよ。
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毎日忙しいママは、守らなければならない小さな命を預かっている分、自分自身に向き合う時間が少なくなってしまいがち。でも、だからこそ、ママの心の健康を赤ちゃんの命と同じくらい大切にしてほしいです。毎日の生活の中で、ほんの少し自分自身を褒めてあげることを意識してみてくださいね。(福田さん)
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