着替えにしてもお片づけにしても、何でも子ども1人でできるようになれば、親としてもラクだしうれしい。だけど、忙しいときは早く終わらせたいし、ママやパパがササっと済ませてしまうことも多いかと思います。自主性を尊重するモンテッソーリ教育なら、そんなときどうするのが正解なのか。ママたちのお悩みをモンテッソーリ教師あきえ先生に聞きました。
〈お悩み〉鼻水がたれても自分では気がつかないみたいで、心配です(1歳5ヶ月女の子のママ)
鏡で見せてあげて一緒にかむ練習をしよう
まだ鼻水が出ていることを意識できない年齢なので、まずは鏡で汚れている状態を見せるようにしましょう。
そのあと、鼻水をふくという動作をゆっくりと見せることをくり返すうちに、だんだん自分でもやりたがるようになります。
〈お悩み〉ひとりでできることも「やって」と甘えてくるとき、どうすればいい?(1歳2ヶ月男の子のママ)
「手伝うよ」のスタンスで協力をする
「自分でやる力」以外に、「人に頼る力」も乳幼児期に育みたい大切な力。甘えたら受け入れてもらえた、という経験で安心感を得られます。
完全にやってあげるのではなく、「一緒にやろうね」と協力する関わりがおすすめです。
失敗は「できる」が増える大チャンスです!
はじめて自分で何かをするときは失敗が多くて当然。むしろ失敗してもよいこと、解決策があることを伝えられるいい機会だと思いましょう。(あきえ先生)
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一方的ではなく一緒にやってみることで、「大切にされている」「尊重されている」ことが伝わって、子どもの自尊心を育むことができます。時間がないときは大変かもしれませんが、ぜひ意識してみてくださいね。
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