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2022.06.06

成長・発育

着替えの練習は1歳過ぎからスタート!子どもの「自分で!」を引き出すコツとは?

着替えは身の回りのことができるようになるための第一歩。 楽しくマスターできるコツってあるのでしょうか?発達脳科学者の成田奈緒子先生に教えてもらいました。

1歳過ぎになると「自分で着る!」の気持ちが芽生え始めます

1歳を過ぎた頃、上手に歩けるようになっていれば、Tシャツをかぶったり、ズボンをはいたりという動作も安定してできるように。着替えの自立のスタートです。

とはいえ、「やってみたい」という気持ちとは裏腹に、まだまだ実力は伴いません。時間ばかりかかってなかなかできないと、ママはイライラしてしまうことも。

でも、いつもママが着替えさせていては、せっかくのやる気もしぼんでしまいます。ママはサポート役になり、子どもが主体的に着替えられるように見守りましょう。

楽しみながら着替えをマスターするコツは、簡単なものから慣らしていくこと。

●ズボンを脱ぐ→はく
●Tシャツを脱ぐ→かぶって着る

さらに靴をはく、ボタンをとめる、ひもを結ぶなど、こまかな動きにもチャレンジしていきます。

うまくいかなくてカンシャクを起こすこともあって当然。ママが手を添えて教えながら、小さな「できた!」を積み重ねて。

さりげないサポートで、子どものやる気を引き出して

【ねんねの頃】声をかけて説明しながら

赤ちゃんは、突然何かをされることが嫌いです。まだ意味のある言葉をしゃべらない赤ちゃんでも、「そでを通すよ」「ズボンをはこうね」など、実況中継しながら着替えさせましょう。

【おすわりの頃】ひざに座らせる二人羽織スタイル

ママのひざに座らせる姿勢を基本に。「足はどこから出るかな?」など、自分が何をしているのかわかるように言葉をかけましょう。手や足を上手に通せたら「できたね」とほめてあげて。

<頭を通す>

顔が隠れるのをいやがる子も「いないいないばぁ!」を楽しくとり入れれば大丈夫。



<そでを通す>
「そでのトンネルをパンチが通るよ」「おててはどこ?」といった言葉かけで、楽しい雰囲気を演出して。

1歳6ヶ月頃から「自分で」のスタート。苦手部分はそっと手助けを

遊び感覚で楽しみながら、少しずつ自分でできることを増やしていきましょう。達成感を味わうことで、ますますやる気に!

まずは「着る」より「脱ぐ」練習を

上着よりズボンやスカートのほうがラク。着るよりも脱ぐほうがラク。ラクなところから子どもにやらせて「できた」を実感させましょう。

低いイスがあると便利

低めのイスがあると、ズボンをはくときに体が安定して便利です。ママのおひざを卒業したらイスの出番。
「ズボンをはく」は着がえの練習に最適ですが、おしりの部分は上げにくいもの。後ろからこっそり手助けして「できたね!」と声をかけてあげましょう。

ボタンはママとの共同作業でレッスン

ボタンの練習も二人羽織スタイルで行ない、手元をしっかり見せましょう。「ボタンの顔が見えるね」と声をかけつつ、裏側からボタンを押し出して。

<遊びの中で楽しく練習>
ボタンをかけるのは、着替えの中でも高いハードルです。着替えのたびにつまずくと、着替え自体がいやになってしまうことも。遊びながら練習しましょう。
お花をパチンととめられる?緑の木にお花を咲かせながら、スナップボタンのとめ方を学びます。
フェルトのリボンの両端にボタンホールとボタンをつけて。輪にして、リボンをつなげていくのも楽しい遊びです。

脱いだ服は洗濯かごへ

着替えが上手になってきたら、脱いだ服は洗濯かごに入れたり、棚にかけたりすることを教えましょう。

みんなのお着替えエピソード

3歳過ぎからぐっとスピーディに!

自己主張が強くなった2歳頃からは、ひとりで着替えをしたくて朝の準備も大騒ぎ。時間がかかりすぎて保育園に遅刻してしまうことも。それでも徐々に素早くできるようになり、3歳を過ぎると上手に着替えられるようになりました。

自分で選んだ服で朝からごきげんに!

1歳半くらいから自分で服を選びたがるように。いくつか服を出し、好きなものを1枚選ばせていまいす。あとは親の私が、自分で選んだ服を着るのがうれしいようで、一生懸命着替えていました。

ママとおそろいでやる気アップ!

ママと同じ色柄の服で、親子オソロを楽しんでいます。子どもは「ママといっしょ」がうれしいみたいで、着替えもルンルン。ただ、おしゃれに興味が出てきたからなのか、真冬でも薄手のワンピースを着たがってゆずらないことも(笑)。
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記事を読む⇒⇒⇒子どもの「手洗い」はいつから教える?手洗いを習慣づけるために実践したいこととは?
記事を読む⇒⇒⇒【子どものイヤイヤ期】いつ始まっていつ終わる?のお悩みに専門家がアドバイス!先輩ママの体験談も

まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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