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2022.07.08

1歳・2歳

専門家おすすめの【育脳遊び】5選。走る!投げる!追いかける!2歳児は〈体を動かす〉ことで脳が育つ!

走る、飛ぶ、しがみつくなど、さまざまな動きができる2歳の頃は、自己主張が強くなってくる時期でもあります。ママはどんなことに気をつけて、どのような遊びを促すのがいいのでしょうか?発達脳科学者の成田奈緒子先生に話を聞きました。

ひととおりの動きを体験してる?遊びの中で確認しよう

自己主張が強くなる2歳児ですから、運動や遊びも「ママの言いなりはイヤ」というお年頃。子どもの興味を引き出すかたちで遊びに誘導しましょう。

「じょうずにできたね」「ママ楽しいな」という言葉がけがあるだけで、がぜんやる気がわくのです。

運動面では、ひととおりの動きを経験させたい時期です。【歩く、走る、ジャンプする、ける、投げる、しがみつく】など、もちろんじょうずにできなくていいのですが、その動きをしてみることで脳に「動き」の回路ができて、その後の習得がラクになるのです。

じょうずにできることより、やってみることに力点をおいて、楽しみながら挑戦!

走ったり跳んだりが大好き!やる気と自信を育てる脳遊び5選

①どっちに飛ぶかわからない!?【シャボン玉を追いかけろ!】

ママがシャボン玉を飛ばし、子どもはシャボン玉を追いかけます。風向きしだいでどう動くかわからないシャボン玉なので、子どもも走ったり止まったり。もし子どもが「シャボン玉やるー!」と言ったら選手交代。ママもシャボン玉を追いかけよう。

【脳育ポイント】
ゆっくり動くものを目で追う
動くものを見つめながら追いかけるのは、動体視力を鍛える意味でも大切。シャボン玉はゆっくり動くので、2歳の子でも見失わずに追いかけられるのがいいですね。

②ママとボーンボン【風船バレー】

外でも室内でもできる遊び。ふたりで向き合って、風船をやさしく打ち合いましょう。風船はボールより動きが遅いので、小さい子でも打ち返しやすいもの。室内でも楽しめます。お布団の上なら転んでもへっちゃら!

【育脳ポイント】
動きを予測してキャッチ
風船は軽いので、思わぬ方向に落ちることも多いもの。そこまで移動しながらキャッチしたり打ち返すことで、目と手と足の動きが連携されるのです。

③足をそろえ、屈伸でははずみを【ジャンプでぴょーん】


低い段差から、両足をそろえてジャンプします。最初はママが向かいに立ち、両手をつかんで手助けを。ひとりでジャンプするときは、足の指に体重をのせるようにして、はずみをつけることが大切です。

【育脳ポイント】
こわいけどやってみよう!
どんなに低い場所でも、飛び降りるのは勇気が必要。「こわいけれどやったらできた!」という体験が脳に刻み込まれると、次の挑戦につながります。ママもたくさんほめてあげて!

④体の筋肉フル稼働でしがみつけ!【くまの赤ちゃん】

ママの体に、両手両足でしっかりしがみつこう。ママがはいはいしながら動くことで、子どもはよりがんばってしがみついてきます。力つきて落ちたときにケガしないよう、頭はママの手でカバーするか、落ちても痛くない毛布の上などで遊びましょう。

【育脳ポイント】
試行錯誤するから脳が鍛えられる
「足にはどれくらい力を入れればいい?」「体よりも首の周りのほうがしがみつきやすい?」など、遊びが楽しければ子どもはいろいろなことを試します。この試行錯誤が脳をはぐくむのです。

⑤脳と体の連携をリズミカルに【グーパージャンプ】

向かい合って手をつなぎ、「グー」と言ったらママは足を広げ、子どもは足をそろえて着地。「パー」と言ったらママは足を閉じ、子どもは足を広げます。最初はゆっくりでOK。

【育脳ポイント】
予測→実行で認知力アップ
ママの足の動きを予測し、足の動きを調整することで、遊びながら脳の実行機能(思考や行動を制御する認知システム)を働かせます。グーとパーのパターンを変化させても。
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まとめ・文/石野祐子(Forest inc.) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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