【赤ちゃん】羊水をつくり出す働きをする腎臓
腎臓が働き始めました。腎臓は、体の老廃物をきれいにするための大事な器官です。もちろん大人でも、腎臓は大事な働きをしますが、おなかのなかにいる間、腎臓がちゃんと働くということは、もうひとつ大事な役割を担っています。羊水をつくり出すための働きです。
羊水があるから、赤ちゃんはプカプカとママの子宮のなかに浮いていられて、よほどのことがなければ、赤ちゃん自身に衝撃が伝わることはありません。もし、腎臓がうまく働かず、おしっこができないと、羊水の量はへります。逆に羊水の量が多すぎても代謝の異常が考えられます。働き始めた小さなふたつの腎臓は、大事な役割を果たしています。
【ママ】トイレが近くなるのは膀胱が圧迫されるから
ママのおしっこの状況も少し変化するころかもしれません。急激に大きくなってくる子宮のすぐ隣にある膀胱は、おなかの中で最も影響を受ける部分でしょう。すぐにトイレに行きたくなるのは、このせいです。
子宮は、妊娠前には鶏の卵くらいのサイズだったのが、このころには大人の女性の握りこぶしくらいのサイズまで大きくなっています。おなかのなかを想像すると、だいぶ狭苦しい感じですね。トイレをガマンしてはいけません。できるだけ、行きたいときにすぐに行きましょう。
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