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編集部:そんな双子ちゃんたちが生まれてもうすぐ5年。お嬢さんたちとの毎日は、いかがですか?
石田:いまもですけど、双子はとにかくシンクロしてるのがおもしろいですね。それがまた、むちゃくちゃ絵になるんですよ。
一緒にはいはいし始めて、おんなじタイミングで力尽きたり、抱っこひもから二人が同時に見上げてきたり。一瞬一瞬すべてがかわいいです。
これは最近の話ですけど、長女にお菓子をあげていて、次女にもあげるから(次女を)呼んできてって頼んだら、ちょっとだけ時間をあけて、次女っぽく演じながら長女がまたやってきて。もう一回お菓子をもらおうとするっていう(笑)。
編集部:一卵性の双子ちゃんならではのかわいいエピソードですね。
石田:笑っちゃいましたね。あとは、双子あるあるでいうと、お互いの競争心がえげつないです。パジャマひとつ着替えるにしても、子どもが一人なら全部一等賞になるけど、二人だと絶対に順位がついてしまう。劣等感というものにすごく敏感な気がします。
編集部:そういうとき、石田さんはどうされるんですか?
石田:うちはいま三女もいるので、例えば「いちばん早く着替えられたのは長女! いちばんきれいに着替えられたのは次女! いちばんがんばったのが三女!」と全員に一等賞をあげています。
編集部:みんなが自分を誇らしく思える、すばらしい声かけですね。石田さんは、ご家族との時間を確保するためにお仕事もセーブされてるそうですね。
石田:仕事の依頼がきたらまず「それ(相方の)井上一人でもできる仕事?」と確認します。マネージャーにはプレッシャーかけちゃってるなと思うんですけど、最近は僕が聞かなくても先方に確認してくれてたりして。ありがたいです。
編集部:世の中的にも制度改正が進み、育休を取得するパパもますます増えています。子どもの誕生は、男性にとっても子育てや仕事のバランスを改めて見直すチャンスかもしれないですね。
石田:そうですね。ある程度稼がなければならないのも事実です。でも、何がいちばん大切なことか立ち返って考えたとき、何よりも心が豊かでいられるほうを選びたいと思っています。
向かい合ってごはんを食べることが多い双子。そうすると一人が右ききに、もう一人は左ききになったりします。うちの子もまさにそうです。
頭ではどっちがどっちかわかってるんだけど、とっさに口をついて出る名前が間違ってしまう。長女に向かって次女の名前を呼んだり、その逆もあったり。一日に100回くらい言い間違えるときもあります(笑)
どっちも『前がいい』って言いますよね。だからわが家は前後ではなく横並びのベビーカーを選びました。もう少し大きくなると、今度は自転車でも同じ奪い合いが起こります。
石田明●2005年に相方の井上裕介とお笑いコンビ「NON STYLE」を結成。爆笑オンエアバトル 第9代目チャンピオン。2008年 M-1グランプリ優勝。2017年に双子の女の子、2020年に三女が誕生。
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