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2022.10.07

SDGs

ホコリはアレルギーの原因に?「はたき」掃除なら手軽にスッキリ!簡単手作りの方法もご紹介


「昔ながら」のはたきの作り方

かつては日本のどの家でも作られ、使われていたはたき。細い棒の先に布を結びつけるだけのシンプルな掃除道具ですが、作る際には少しばかりコツが必要です。

ここで紹介するのは古くから伝わる作り方で、5年ほど前に96歳の大正生まれのお婆さまから直接教わったものです。

【材料】

●たこ糸:長さ25cm程度×2本
●吊り下げ収納のためのヒモ:長さ25cm程度×1本
●クギ:長さ2.5cm程度×1本
●細めの竹(ホームセンターなどで購入可能):長さ60cm程度×1本
●絹生地(古いものでOK):約36cm幅×50cm程度
持ち手となる柄の素材は、できれば竹を選びましょう。丈夫で折れにくく軽いので、手首へ負担をかけません。また、細めのものが持ちやすく疲れにくいのでおすすめです。
布は絹がベストです。かつて各家庭で作られていたはたきの布には、大切に着続けられてきた絹の着物地が使われていました。何度も仕立て直して着古した絹生地の最後の利用法が、はたきだったのです。

絹は丈夫で軽く、モノを磨いたり汚れを拭ったりするのに適した素材。静電気も起こりにくく、はたきにぴったりなのです。昔の人の知恵は素晴らしいですね。家に眠っている着古した絹生地があればそれで、なければ古い着物を扱うお店で手頃な値段で手に入ります。

【手順】

①竹の先端から1〜1.5cmほどの場所にクギ(ストッパーの役目)を打つ。※クギは、はたく時に布がすっぽ抜けるのを防ぐストッパーになります。


②裁ちばさみで布(絹生地/約36cm幅)を約4cm幅に12〜13枚切る。※写真のように絹生地を横地に切ると、布端のケバケバが出にくくなります。


③布に絵柄がある場合は絵柄のおもて面を下に向け、少しずつずらして布を重ねる。


④絵柄のおもて面を内側にして、重ねた布をクギの上からグルリと囲うように覆う。


⑤クギの下側で、たこ糸を使って布をしっかり蝶々結びする。ひとりで結ぶのが大変ならば、手伝ってもらっても。


⑥竹をひっくり返して布を返し、たこ糸を使ってクギの下側でしっかり蝶々結びする。こちらも、ひとりで結ぶのが大変ならば、手伝ってもらっても。※ストッパーとなるクギの上下を、たこ糸でしっかり結びます。蝶々結びしておくと、布が汚れたり破れたりしてもラクに糸をほどいて布を交換でき、長く使い続けることができます。


⑦竹の持ち手側の下から1cmほどの場所に穴を開け、吊り下げ収納のためのヒモを通して結び、完成。※できあがったばかりのはたきは布端がハラハラと舞い落ちることもありますが、次第にそれもなくなります。
布は単一の柄にしても、色や柄が違う布をミックスさせてもOKです。掃除に使いたくなるような、使っていい気分になりそうな、お気に入りの1本に仕上げましょう。

お子さん用のはたきを作るのもおすすめです。その場合は持ちやすいように竹の柄の長さを短くし、布は枚数を減らすか長さを短めにカットするかして、軽くなるようにしてあげてください。

●はたきの作り方動画●


家全体にはたきをかけまわっても、そんなに時間はかかりません。日頃からこまめにホコリをはたいて掃除しておくと、結局はラクで時短にもなります。

また、寒くなってくるこれからの季節は窓を閉めっ放しにしがちで、空気がよどむとホコリも溜まります。窓を開けて換気をしながら親子ではたきをかけ、スッキリ気持ちよく過ごしたいですね。
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文・写真・動画制作/石野祐子(家事セラピストユニット「いえはな」主宰)

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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