授乳を始めたばかりで不安な生後0ヶ月から、母乳をやめることを考える生後9ヶ月以降まで、月齢によって変わっていく授乳のお悩み。ここでは、ママも赤ちゃんもまだまだ授乳に慣れない時期のお悩みや不安に、ベテランママ助産師・小澤千恵先生がお答えします。
Q.朝も夜も常に授乳で、ほかの赤ちゃんよりも回数が多い気がします
A.個人差があるもの。ひとりで悩まないことが大切です
母乳が確立していない時期、頻回になるのはよくあること。泣いたらあげることで母乳も出やすくなり、回数も減るでしょう。1ヶ月健診が終わるころには、甘えたいなどの理由でも泣くように。ぐずったらすぐに授乳せず、あやして気を紛らわせて。
Q.乳首用のオイルを塗っても痛くて授乳が苦痛。慣れるまでがまんするしかない?
A.さく乳をして母乳を飲ませ、おっぱいを休ませて
まだ母乳が確立していない時期。回数を減らさないためにも“さく乳”をして数回休ませましょう。また、赤ちゃんの口を外すときに乳首が切れやすいので、指を入れてから圧がかからないように乳首を外しましょう。
さく乳器はこんなときにも活躍します!
【赤ちゃんの吸てつが弱いとき】赤ちゃんによっては吸う力が弱い子もいます。自分であまり飲めていなさそうなら、赤ちゃんが乳首を吸うのに慣れるまで取り入れてみては。
【ママの乳首が赤ちゃんの吸いにくい形のとき】母乳は出ているのに、赤ちゃんの口と乳首の形がうまく合わずに飲めないことも。慣れるまでさく乳をして哺乳びんで飲ませれば、母乳育児を続けることができます。
【赤ちゃんを少しの間預けたいとき】ママの入院や受診、リフレッシュの時間で赤ちゃんと少し離れるときにも活躍。パパや預け先に母乳を渡しておけば、ママがそばにいなくてもお世話をすることができます。
【乳頭に傷があり授乳できないとき】はじめのうちは、慣れない授乳で乳首がすり切れたり、授乳中に赤ちゃんが乳首をかんでしまったりすることも。無理せず、傷がよくなるまで乳首を休ませてあげることが大事です。
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