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2022.11.06

SDGs

捨てないで!その洋服で子どもの命が救える‼親子でトライしたい「古着deワクチン」とは?

「サイズアウトした子どもの洋服がどんどんたまる」「思い出のつまった服がなかなか手放せない」。こんなお悩みはありませんか?

実は、あなたの家に眠っている洋服にはSDGs貢献のチャンスが隠れています。「古着deワクチン」へ洋服を寄付することで、誰かの命を救えるかもしれません。

とはいえ、「古着deワクチンって何?」「寄付って大変そう」と疑問に思う方もいるでしょう。

今回は、「古着deワクチン」で寄付する魅力や方法をご紹介します。最後まで読むと、これを機に不要な服を手放そうと思えるかもしれません。

年末に向けて、親子で一緒に洋服の片付けをはじめませんか?

いらない洋服がワクチンに変わる!「古着deワクチン」

そもそも「古着deワクチン」とは、寄付された古着が医療ワクチンに変わる支援サービスです。1回の寄付につき、5人分のポリオワクチンが開発途上国の子どもへ届けられる仕組みになっています。

これまでに、4,461,084人分のワクチンが寄付されました。(2022年9月30日現在)

ポリオという病気は、ウイルスが脊髄へ入ると手足にまひが残ってしまいます。場合によっては命を落とすこともあるのです。日本では、ワクチン接種が進んでいるため、1980年以降、新たな患者は出ていません。

しかし、ミャンマーやラオス、ブータンなど南西アジアやアフリカでは、多くの子どもがポリオに苦しんでいます。あなたの洋服や子ども服を寄付するだけで、5人分の命を救えるのです。

「古着deワクチン」の寄付方法

とはいうものの、「寄付ってむずかしそう」「ハードルが高い」と思うかもしれません。でも、ご安心を。「古着deワクチン」の寄付方法はとても簡単。寄付の流れは以下の通りです。

①3,300円の専用回収キットを購入

②自宅にある不要な衣料品を詰める(Tシャツが300枚くらい入る大容量)

③集荷日時を予約する

④専用回収キットを佐川急便のドライバーに玄関先で渡す

このように、すべて自宅にいながらできます。忙しい方や子連れでの外出は大変と感じる方にもおすすめです。

「古着deワクチン」でSDGsに貢献!

「古着de ワクチン」へ寄付することは、SDGsへの貢献にもつながります。では、どんな目標に貢献するのでしょうか。

目標3「すべての人に健康と福祉を」

これは、世界中の人が必要な医療や福祉を受けられる社会を目指した目標です。ポリオワクチンを寄付することは、目標達成への一歩といえるでしょう。

目標8「働きがいも経済成長も」

世界には、働きたくても働く機会を与えてもらえない人が多くいます。「古着de ワクチン」は、さまざまハンディキャップがあっても自分らしく働ける場を提供しているのです。

全国の福祉作業所で専用回収キットを製造
輸出前の作業はフィリピン女性が中心に活躍
現地での販売や選別作業などは障がいのある方やストリートチルドレンだった若者が担当

このように親子で協力していらない洋服を送るだけで、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」と目標8「働きがいも経済成長も」に貢献できるのです。

親子で一緒に洋服も心もスッキリさせよう!

命を救える魅力はあるものの、「無料ではないのか」「3000円って結構かかるな」と思ったかもしれません。

けれども、「古着deワクチン」は親子で世界の医療について考えるきっかけになります。さらに、子どもにとっても「自分の洋服が誰かの命を救った」というかけがえのない成功体験になるはずです。

家の片付けとグローバルな教育が同時にできると思うと、そこまで高くはないのではないでしょうか。「よし、やってみよう」と思ったら、ぜひ次のポイントを意識してみてください。

①「古着deワクチン」をやってみたいかどうかを話し合う

子どもの「やりたい」「誰かの命を助けたい」という気持ちを一番大切にしましょう。

②子どもが寄付する洋服を決める

子どもに寄付する洋服を決めるチャンスを与えましょう。着れなくなった洋服をみることで、自分の成長に気付くはずです。

③専用回収キットへ入れる作業も一緒にトライ

時間はかかってしまうかもしれませんが、洋服を入れる作業も一緒にやるのがおすすめです。目の前の服が「だれかの命に変わる」という実感も生まれるとともに、ものを大切に扱おうとする気持ちも育めます。

④どんな貢献ができたのかを具体的にほめる

「〇〇ちゃんのおかげで、5人の子どもたちの命が救われたよ」と、具体的にどんな貢献ができたのかを伝えましょう。価値づけされることで、より達成感を味わえます。

また「丁寧に洋服を入れてくれてありがとう。古着deワクチンの人も喜んでくれるね」「一緒に寄付できてうれしい」など、寄付するまでにもほめるチャンスがたくさん出てきます。ぜひ気づいたことをたくさん伝えてあげてください。

きっとあなたが「古着deワクチン」に参加することで、新しい親子の時間が生まれるはずです。

➤古着deワクチン

フジタ マミ ライター・元小学校教諭

元小学校教諭のライター&オンライン講師、教育プロ8年目。主にSDGsや教育に関する記事を執筆。 専業主婦時代に社会とのつながりに悩んでいたが、家事にSDGsを取り入れたことで自己肯定感がアップ。現在は自分・社会・環境を大切にする輪を広げるために、noteや電子書籍で積極的に情報発信をしている。著書『ふだん使いのSDGs:自己肯定感ゼロから解放される!家事BOOK!』 『未来を考える力が伸びる!おうちSDGs』『「家が整う」ふだん使いのSDGs:なぜか家も心もスッキリな人の「秘密の習慣」』

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