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2022.11.15

育児体験談・インタビュー

みんなの〈卒乳〉はいつ?「胸に顔を描いて…」「夜は泣き叫んで…」わが家の〈卒乳〉体験談

今まさに卒乳を考えている、まだ先のことだけれどその時に備えて知っておきたいママのために、先輩ママ12人の卒乳体験談を紹介。スムーズに卒乳できた?大変だった?など、ママたちのエピソードは参考になるものばかり。助産師の米山万里枝先生の卒乳アドバイスもチェック!

おっぱいトラブルがひどく早い時期から計画的に卒乳

産後すぐからおっぱいトラブルがひどく、計画的に卒乳。3ヶ月から1日1回ミルクを与え始め、徐々にミルクの割合を増やしたら、8ヶ月のころには母乳が出なくなり、自然に卒乳。自分の都合で母乳をやめてしまい、息子に対して申し訳ない気持ちもありましたが、乳腺炎で毎日つらかったので、卒乳できたときは精神的にラクになり育児に余裕ができました。(Aママ)

【助産師アドバイス】
卒乳でママの心身がラクになったのはよかったですね。ただ、もしママに母乳を続けたい意思があったのなら、母乳外来などでケアをするという方法もありますよ。

ひと晩だけの「断乳」のはずが、そのまま卒乳!

息子が1歳2ヶ月のとき、私がかぜをひいて病院へ行ったところ、「薬を出すので、1日だけ断乳を」と言われました。ひと晩だけの断乳のつもりで、その晩の寝かしつけはパパに頼み、大泣きだった1時間ぐらいだけ私が抱っこ。でも、それ以来おっぱいをほしがらなくなり、そのまま卒乳!(Yママ)

【助産師アドバイス】
息子さんは食事もしっかりとれていて、精神的にもかなり自立していたのでしょう。病院で卒乳をすすめられたようですが、授乳中でも飲める薬があるので、低月齢で母乳を続けたいママは相談してみてください。

授乳回数を減らして本を参考にしながら卒乳

10ヶ月から、1日の授乳回数を減らしていきました。また、『赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法』という本も参考に、夜の添い乳もやめました。卒乳本番は1歳3ヶ月でしたが、おっぱいをやめて娘がグズったのは3日間だけ。半年かけて授乳量を減らしたので、おっぱいトラブルとも無縁でした。(Aママ)

【助産師アドバイス】
本やインターネットの情報を参考に卒乳するママもいますが、自分と赤ちゃんに合っているなら、それもひとつの方法ですね。ただ、合う合わないもあるので、情報どおりにいかなくてもあせらないでくださいね。

かぜをひいてから、なぜかおっぱいを飲むのをイヤがって…

6ヶ月のころ息子がかぜをひいてからなぜか、おっぱいを飲むのをイヤがるようになりました。1ヶ月ぐらいは夜寝るときのみ授乳していましたが、自分で哺乳びんを持てるようになると、自分で飲みながら寝るのが習慣に。母乳は出ていたのでもっとあげたかったのに、息子のほうから卒乳してしまいました。その時期からおしゃぶりもしなくなったのが、フシギでした。(Yママ)

【助産師アドバイス】
おっぱいを飲むには、あごの力やおっぱいを吸い出す力など、意外に体力を使います。かぜをひいて体力が落ちると飲みにくいおっぱいをイヤがり、吸いやすい哺乳びんを好むようになる赤ちゃんも。

「ないない」「バイバイ」と言ってあっさり卒乳。でも…

1歳5ヶ月で卒乳チャレンジ。「ないな〜い」「バイバ〜イ」と言うのが好きな時期だったので、「おっぱい、ないないね」と言ったら「ないな〜い! バイバ〜イ!」と手を振って、あっさり終了。卒乳は簡単でしたが、その日から指しゃぶりが始まり新しい悩みができました…。(Tママ)

【助産師アドバイス】
安心材料だったおっぱいが指に変わったのでしょう。指しゃぶりは病気ではないので心配いりませんが、ママがしっかり遊んであげたり、ほかに安心できる対象を探してあげるといいですね。

むし歯指導で卒乳を決意。1ヶ月前から言い聞かせ開始

1歳3ヶ月から寝る前のみの授乳でしたが、1歳6ヶ月健診の「むし歯予測テスト」の際、むし歯になりやすい状態と言われて卒乳を決意。カレンダーで卒乳の日を教えて「おっぱいさんバイバイね」と言い聞かせ、最後の日は好きなだけおっぱいを飲ませました。翌日の夜、寝つくまで1時間ほどかかりましたが、泣いて騒いだりすることもなく卒乳しました。(Mママ)

【助産師アドバイス】
夜の授乳が直接むし歯に結びつくわけではありませんが、1日で卒乳できたのは、娘さんにはおっぱいをやめてもいい時期だったのでしょう。想像以上に、ママの言うことも理解できていたんですね。

夜は泣き叫んで暴れてウロウロ。3日過ぎたら執着ゼロに

乳腺炎を繰り返していたので、1歳4ヶ月のときに卒乳実行。卒乳の朝に「最後よ」と言い聞かせて授乳しました。昼はいっしょに遊んでごまかしていたのですが、夜は泣き叫んで暴れる息子を抱いてウロウロし、3日間は大変でした。でも、3日過ぎると執着しなくなってビックリ。母乳量が多かったので、3日後・1週間後・10日後に母乳ケアへ行きました。(Yママ)

【助産師アドバイス】
母乳量が多い場合、赤ちゃんが離乳食を食べるようになり授乳量が減ると、このママのように乳腺炎などのトラブルを起こしやすくなります。ママも大変だったでしょうし、卒乳して正解だったのでは。

子どもが満足するまで続ければよかったと、卒乳後に後悔

1歳のとき市の歯みがき教室で卒乳をすすめられトライ。離乳食をたくさんあげて空腹感をなくし、おっぱいをほしがってもお茶でごまかし、夜起きたときも麦茶をあげるように。一晩中泣いて大変なときもありましたが、ずっと抱っこをして乗り切りました。でも、卒乳したのに今さらですが、無理にやめさせることはなかったかなと思うこともあります。(Cママ)

【助産師アドバイス】
卒乳のとき、母乳をお茶や食べ物に代えるのはいいと思います。ただし、むし歯は、お菓子や食品の「ショ糖」が口内にたまることが原因。母乳のかわりにお菓子などを食べさせるなら、歯みがきの徹底を。

胸に顔を描いて乳首に酢を塗って強行!

私が強い薬を飲む必要ができて、突然の卒乳に。1歳2ヶ月の娘が泣き叫ぶ日が3日間続き、おっぱいに顔を描き、乳首に酢を塗るという、最もしたくなかった方法で卒乳強行。でも、大好きだったおっぱいをこわがる姿を見て後悔し、「お姉ちゃんになったからおっぱいバイバイね」と話すと、娘もニッコリとおっぱいにバイバイしてくれて、安心しました。(Mママ)

【助産師アドバイス】
卒乳がイヤな思い出に終わらず、本当によかったですね!ママは「卒乳後に残ったおっぱいをしぼり出さないと乳がんになる」というウワサも気にしているようですが、そんなことはありません。

母乳が止まるまで自分の体が大変でした

職場復帰に備え、息子が1歳のときに1ヶ月かけて徐々に母乳をミルクに切り替えました。息子はすんなりミルクに慣れましたが、私は母乳の出がよかったので、卒乳後は乳腺が張って手も上げられないくらい。母乳が止まるまでの1 カ月間、痛くて痛くてとてもつらかったです。(Aママ)

【助産師アドバイス】
母乳の出がいい人は、もっと時間をかけてミルクに移行していったほうがいいかもしれません。ただ、せっかく母乳が出ているのなら、保育園にいる間のみミルクで、朝晩は母乳を続けるという方法もあります。

卒乳を決めてからも、ついついおっぱいをあげそうになった

1歳の誕生日を機に卒乳。カレンダーに「卒乳」と書いて自分の気持ちが揺るがないようにし、最後に思い切り授乳しました。卒乳後に夜泣きするようになり、ついおっぱいをあげようとしたこともありましたが、音楽を聞かせたり、外の空気を吸わせたりして気分転換させ、なんとか乗り切りました。卒乳して半年ですが、今も少し母乳が出てビックリすることも。(Aママ)

【助産師アドバイス】
卒乳後でも、しぼってジワッと母乳が出るくらいなら、心配いりません。そのうち出なくなるでしょう。誕生日などのイベントで日程を決めるよりも、本人とママの心と体の状況で決めたほうがよかったかも。

職場復帰後、胸の張りが強く思い切って卒乳することに

職場復帰後も夜に授乳していたので、日中、胸が張って痛くて、1歳2ヶ月で卒乳を決意。胸にばんそう膏を張り「おっぱい痛い痛いだからバイバイね」と言い聞かせました。夜、何回も目覚めるたびに寝かしつけるのと、「かわいそう」と思う気持ちに打ち勝つのが大変でした。(Nママ)

【助産師アドバイス】
「打ち勝つ」ほどの決心が必要だったなら、もう少しあげてもよかったのかもしれません。でも、1歳2ヶ月なら、安心材料をおっぱい以外のものに代えていける時期。ママもたくさん相手をしてあげてくださいね。
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アドバイス/米山万里枝先生(助産師) 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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