2023年1月に出産予定のプレママ、ビューティー系動画クリエイターの先駆けである佐々木あさひさん。産後に後悔しないために!妊娠中~産後まで“ほどよく手抜き”で続けられる美容ルーティンのコツを教えてもらいました。
いまは「いいの、いいの!」の時期。赤ちゃんを優先しながらできることをケア
妊娠中の美容ルーティンでまず始めたのが妊娠線ケア。実はもともとオイルやクリームのべたつきが苦手で、ボディには最低限しか塗っていませんでした。それで慣れておきたいこともあって、妊娠がわかってすぐからおふろ上がりに塗ることをまずルーティンに。
おなかまわりはあますことなく、たっぷりのオイルでケアしています。いまでは塗らないほうが気持ち悪いくらいです!
おなかだけじゃなく、腰まわりも脚もたっぷり肉がついてきた感じがあって(笑)。せめてむくみだけでもケアしようと、温感タイプのボディクリームをマッサージしながら塗るなど、パーツによってオイルとクリームを使い分けています。
妊娠初期のころつわりがつらくてずっと寝ていたら、おさまったころおしりがぺったんこになってしまったんです。「ぺったんこになっちゃった、悲しい」って友だちに話したら、「出産したら戻るから、いいの、いいの!」 って言ってもらえて、すごく気持ちがラクになりました。
いまは赤ちゃん優先の時期。体重とか見た目の問題は、あとからある程度どうにでもなる部分で、いまは赤ちゃんが何より最優先! 食べたいものを食べて、補えない栄養はサプリで摂取するようにしています。
それに、がまんしてギスギスした気持ちでいるのは結局体にはよくないんじゃないかな。食べ物もそうだけど、体型とかもいまは本当に「いいの、いいの!」の時期。そのゆるさがあるからストレスなく過ごせています。
とはいえ仕事柄人前に出る機会が多いので、気をつけているのが「フェイスライン&ネックケア」。
おなかが重くなってくるとどうしても姿勢が丸くなってしまったり、あおむけで寝られなくなったり、お肉がついたりで首まわりが大渋滞! できるだけ胸を開いて肩甲骨を動かすようにしたり、おふろでマッサージをしたり。
顔まわりのむくみをとるだけでも第一印象がすっきり見えるもの。体型はしょうがないけど、産後後悔しないためにもできることだけは死守しています。
思い込みを少しずつ手放して、心もママになる準備をしています
妊娠中も、ママになってもきっと、“こうしなければいけない”って思い込んでいることが多いことに気がついて。それを手放す作業を最近しています。
まだ胎動を感じない妊娠3ヶ月ぐらいのとき、赤ちゃんには話しかけなきゃいけないと思っていたんです。しかもポジティブな言葉で話しかけるのがいいお母さんだと思い込んでいて。
一応やってみるけど、すごくぎこちない。しっくりこないというか、自分がいいお母さん風を装っているだけに感じて。本心からできない自分がすごく冷たい人で、このままお母さんになってもいいのかなと不安に感じた時期があったんです。
でも、それをパートナーに相談したら、「体型よりもまず食事に気を使ったり、赤ちゃんのためにやっていることってほかにもたくさんあるじゃん」って言われて「あ、私もちゃんとお母さんっぽいことしてた」って納得できたんです。そのとき「こういうのがいいお母さん」っていうのを手放せた。
それから、初めて胎動を感じたときに「めっちゃ動くやん(笑)」って自然と声が出て。大好きだよ、待ってるよみたいな言葉じゃなくても、私には私の声かけがあって、ちゃんと話しかけられるんだっていうことに気づくことができました。体だけじゃなく心も少しずつ、ママになる準備をしています。
妊娠中の“あるある”トラブル美容にお答え!
Q.体重コントロールはどうしてる?
「いまは気にしない!」いまは食べたいものを食べています。でも、無性にラーメンが食べたくなったあとには、ちゃんと野菜をとりたくなったり。赤ちゃんがコントロールしてくれている気がします(笑)。
Q.むくみ対策はどうしてる?
「こまめにマッサージ」おふろにゆっくりつかってマッサージをしたり、特にむくみが気になる脚などは、塗るとぽかぽかあたたかさを感じるボディクリームを塗ったり。あたためるケアを心がけています。
Q.乾燥やゆらぎ対策はどうしてる?
「オイルを追加投入!」化粧水前の導入に使ったり、美容液としてとり入れたり、肌をやわらかく保ってくれるオイルが活躍中。おふろ上がりはスプレータイプの化粧水で、オイルを塗るまでの乾燥対策。