むきむき体操はいつからすればいいの?いつまで続ける?
むく時期は生後半年以内がベストです。6カ月を過ぎると亀頭部への刺激をイヤがる赤ちゃんが出てきますが、刺激と感じるのは最初だけで次第に慣れていきますから、イヤがられても根気強く毎日続けることが大事です。3~4才になってからだと、最初の刺激が忘れられず、さわらせてくれなくなることも。むくなら、早いうちに習慣にしてしまいましょう。 むきむき体操は、むいたおちんちんが自然に元に戻るようになるまで続けます。
むきむき体操の方法とは?ドクター岩室の「むきむき体操講座」
1.基本は両手の親指と人さし指を使っておちんちんの根元を持ち、下にゆっくりおろしてみましょう。指先に突っ張り感を感じたら、手を離さずそのままキープしてください。すると……。
2.ほら! 先がちょっと見えてきたでしょう。皮が伸びていないので、すり傷のようなものができることがありますが、赤ちゃんは痛くないので大丈夫です。
3.まだ先端の皮が狭いので、あせらずゆっくりでいいですよ。だんだんおちんちんを持つ手がずれてきてしまいますが、必ず根元を持ってむいてくださいね。ここまでおちんちんが出てきました。
4.半分くらい先が出てきたらOK。白いあかがたまっていますね? 慣れないうちはムリにとろうとせず、むいて→戻して、をおむつを替えるたびに20回ずつ続けましょう。だんだん先の皮が伸びてきます。
むきむき体操に慣れてきたら、片手で挑戦してみよう!
今度は片手でむく練習を。お母さんの指とおちんちんが同じ方向に向くようにして、指を赤ちゃんの肉にめり込ませるようにするのがポイントです。もう片方の手でたまった汚れをオフすれば完璧!
<正面から><横から>
むきむき体操の注意点。「むいたら戻す」が鉄則です
包皮口が狭い赤ちゃんのおちんちんをむくと、包皮が元に戻らなくなることがあります。これは包皮口が冠状溝に引っかかっているため。そのままにしておくと包皮の先端にリンパ液がたまり、むくんで腫れてしまうので要注意(=嵌頓包茎)。むいたら必ず戻すこと!
皮が戻らなくなった時の対処方法は?
むいた皮が戻らなくなったらあわてず次の方法で対処しましょう。
1.亀頭部を思い切りつぶすように1分間つまむ。
2.包皮をずらして戻す。