12月の離乳食レシピ【生後7～8ヶ月頃・モグモグ期】

冬が進む12月。体つきがしっかりして、お出かけにも慣れてくる7～8ヶ月頃は、体をあたためたり、免疫を高める離乳食を。生後7～8ヶ月頃のモグモグ期（離乳食中期）向けのレシピをご紹介します。

【モグモグ期】12月のおすすめ食材

にんじん

皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫力を高めるβ-カロテンがとりわけ豊富。整腸作用があるので、下痢や便秘の時にもおすすめです。

ゴックン期はやわらかくゆでて薄切りにし、こまかくつぶしたり、刻んだりして調理を。

さつまいも

主食にもおかずにも使える、便利な食材。赤ちゃん好みのやさしい甘さで、ゴックン期から大活躍。加熱に強いビタミンCが豊富で、かぜの予防にも。食物繊維もたっぷりで、便秘の解消にも有効です。

やわらかく加熱し、ていねいにつぶして、水分でかたさ調節して食べさせてあげましょう。

【モグモグ期】12月におすすめの離乳食レシピ

にんじんとさつまいものグラッセ

〈材料〉
にんじん･･･15g（2.5 ㎝角1個）
さつまいも･･･50g（中1/5本）
バター･･･少々

〈作り方〉
１．さつまいもは皮をむいて乱切りにし、にんじんはすりおろして鍋に入れる。
２．①にかぶる程度の水、バターを入れ、弱火にかける。
３．さつまいもが指でつぶれるくらいのやわらかさになるまで煮る。
４．さつまいもをフォークなどでなめらかになるまでつぶす。

●調理のワンポイントアドバイス
にんじんはすりおろすと火の通りが早くなるので、調理時間の短縮にもなります。

さつま汁

〈材料〉
さつまいも･･･45g（中1/5本弱）
玉ねぎ･･･10g（中1/16 個）
にんじん･･･10g（2㎝角1個）
だし･･･2/3カップ
みそ･･･ごく少量

〈作り方〉
１．さつまいも、玉ねぎ、にんじんは薄切りにする。だしとともに鍋に入れて弱火にかけ、やわらかくなるまで煮る。
２．①の野菜をフォークなどでこまかくつぶし、みそをとかしてひと煮立ちさせる。

●調理のワンポイントアドバイス
やわらかく煮えた野菜はフォークなどでくずすと、刻むよりも時短でラク！