あなたのお子さんは、朝ごはんをしっかり食べられますか?食欲をコントロールしている脳の視床下部は、交感神経・副交感神経の分泌を調整することによって正常に保たれるので、もし食欲がわかない場合は、この調整がうまくできていない、つまり、自律神経が乱れている可能性が大!
今回は内科医の石原新菜先生監修、自律神経をととのえる62の習慣を紹介した書籍『子どもにいいこと大全』から、「朝からしっかり食べられる子」になる方法をご紹介します。
【子どもにいい習慣】10回かんでから飲み込む
▶消化効率がアップする
▶食感を楽しむことができる
よくかむことで自律神経が整い、便秘解消の効果も
食べ物をよくかむ習慣は子どもにとってとても大切。食べ物をこまかくすることで消化効率がアップし、便秘解消にも効果があるので、腸内環境の改善にもつながります。
大人には「1口30回を目安に食べましょう」などと言いますが、現実的に子どもに毎回30回もかませるのはむずかしい……。
「よくかみなさい」としつこく言いすぎることで、子どもが食べること自体をイヤになってしまっては本末転倒なので、楽しく習慣化しましょう。
ひと口10回かむのを目標にしましょう
子どもが食べ物を口に入れたら「10回かんで〜」と、ちょっとしたゲーム感覚で声をかけてみてください。同じく、お母さんもいっしょに10回かんでみましょう。
いつもはほとんどかまない子でも、かんで食べることで、食べ物の新たな食感に気がつくこともあります。
『子どもにいいこと大全-自律神経をととのえる62の習慣-』
『子どもにいいこと大全-自律神経をととのえる62の習慣-』1,430円(主婦の友社)
【目次】序章:自律神経をきたえると子どもに“いいこと”がたくさんあります!
第1章:まず身につけたい基本の生活習慣17
第2章:子どもに睡眠は何より大切!ぐっすり眠り、すっきり目覚めるための習慣9
第3章:ちょっとの工夫で変わる!朝から食欲モリモリになれる習慣11
第4章:ストレッチ、ヨガ、ツボetc.体を動かして自律神経をきたえる習慣13
第5章:アロマ、洋服の着せ方、検温etc.ほかにもとり入れたい“いいこと”習慣12
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