【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.05.18

名付け

光宙(ピカチュウ)はOK?キラキラネームはどこまで認められる?【戸籍法改正へ】

親にとって子どもの名前は、「こんな人に育ってほしい」という思いを込めてつける大切なもの。

最近はおしゃれで個性的な名前も多く、外国人やアニメのキャラクターの名前に漢字をあてる名づけも少なくありません。中には「コレ、いったいどう読むの?」と悩むような、いわゆる”キラキラネーム“に遭遇することもありますよね。

戸籍には「読み仮名」がない

今、この“キラキラネーム”など、漢字本来の読み方と異なる名前の読み方を規定すべきかどうかが、法務省の法制審議会で話し合われています。

現在の戸籍には「読み仮名」の記載はありません。出生届には読み仮名の欄がありますが、単に利便性のためにあるだけ。つまり、完全な当て字でも戸籍法上は問題がないのです。

ただ、マイナンバーカードなど行政がデジタル化を進めるにあたり、ひらがなやカタカナのほうがデータを検索しやすいこともあり、戸籍に読み仮名を入れる法改正が検討されているのだそう。

そこで、今後議論の対象になるのが、読み仮名の自由をどこまで認めるのかということ。2022年に発表された法制審議会の中間試案では、

●どんな読み仮名をつけてもOK(※「悪魔」など公序良俗や子どもの福祉に反する名前は除く)

とする自由度の高い案もある一方で、

●「漢字の音訓や慣用的な読み方」と「漢字との関連性が認められる読み方」ならOK

とする規定が厳しい案も出ているのだとか。

例えば「有夢路」(アムロ)は、漢字の音訓で(あむろ)と読むことができますね。また、「緑夢」(グリム)は「緑」を英語にすると(グリーン)で、略して(グリ)。これは、漢字との関連性がある名前と考えられるのでOK。

また、「光宙」(ピカチュウ)については、光っている様子を表す(ピカ)と「宙」の音読みを組み合わせたもので、「ギリギリ許されると解釈できるかもしれない」と法務省の担当者は語っているそうです。

驚きのキラキラネームは果たして…?

一番規定が厳しい案でも「光宙」(ピカチュウ)がOKならば、キラキラネームと呼ばれる名前の多くが認められることになりそう。

とはいえ、世の中には想像を超える名前があるようで…。以前、編集部が20~40代の既婚女性100人に実施したアンケートで、「今までで一番驚いたキラキラネームを教えてください」と尋ねたところ、こんな驚きの名前がありました。

音楽(ドレミ)
蛍(ネオン)
主人公(ヒーロー)
宇宙(コスモ)
紅玉(ルビー)
今鹿(ナウシカ)
泡姫(アリエル)
小笛(ピッコロ)
根性(ガッツ)
月(ムーン)
火星(マーズ)

月ちゃんと火星ちゃんは双子だそうです。両親がセーラームーンが大好きでつけた名前だとか(^^; これらは「漢字との関連性が認められる読み方」になる??

一方で、こんな名前も。

一二三(ワルツ)
三二一(ミニー)
煌流(ノエル)
穂愛夢(ポエム)
椀光子(ワンピース)
純亜(ピュア)

よくぞ考えた!と思わず関心してしまうものばかり。中間試案の規定が一番ゆるい案ならば、これらの名前も認められることになりますね。

法務省は、2023年の通常国会での改正案提出を目指しているそう。果たしてキラキラネームがどこまでOKになるのか、注目したいと思います。

記事を読む⇒⇒⇒【難読名前クイズ】「光空」って読める?「ピカチュウ」ではありません!いま話題のアイドルグループに関連が!
タグ:

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。➤ 雑誌の最新号・バックナンバーはこちら 

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング