今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
宇宙こちらは男の子の名前です。
無限の可能性を秘めている「宇宙」や「空」をイメージできる名づけはとても人気ですが、今回はドンズバで「宇宙」!普通に読めば「うちゅう」でしょうが、難読ネーム的にはいろいろな読み方ができそう…。
まずは字の読み方・意味をおさらいしてみましょう。
「宇」(音:ウ)
1.大きいやねで覆った家。また家を覆うひさし。のき。
2.大空に覆われた世界、天下。
3.器量、度量
「宙」(音:チュウ)
1.果てしない大空。地面から離れたところ、空中。
2.そらで覚えていること、暗記していること。
「宇宙」(うちゅう)
1.あらゆる存在物を抱擁する無限の空間と時間の広がり。
2.宇宙空間、特に太陽系空間のこと
(出典:weblio )そのまま「うちゅう」くんもあるかもしれませんね、もしくは「そら」くん…「かなた」くん?思い切って「コスモ」くんもあり得るかも…。
さて、正解は…
ゆうほうなんと、宇宙を飛び回っている?正体不明の未確認飛行物体「UFO」にかけて、「ゆうほう」くんと読みます。
UFOとは「Unidentified Flying Object」の頭文字を略した表現で、アメリカをはじめとする英語圏では「ユー・エフ・オー」と発音して読みます。なので外国では「ユーフォー」というのは通じない場合が多いです。
UFOって、SFの世界観を感じさせ、どこかミステリアスでロマンチックですよね。未知の可能性を秘めた、好奇心旺盛な人物に成長してほしい…そんな願いが込められているのかもしれません。
前回の「
星々」ちゃんでも紹介しましたが、壮大ではるかなる宇宙にまつわる名前は昔から特に人気です。男の子で人気なのは「流星」(りゅうせい)くん、「宙」一文字で「そら」くん、「ひろし」くんなど。このあたりは昭和の時代から変わらず人気の名前です。
【この名前は読める?】➤➤➤「蛍」ってどう読むかわかる?国民的ドラマのあの名前ではありません!➤➤➤「天使」ってどう読むかわかる?「てんし」でも「エンジェル」でもありません!文/小林みほ