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集中力やバランス感覚を自然と身に付けられる知育玩具として人気の「積み木」。赤ちゃんに積み木を与えるのはいつ頃から?どんなものを選んだらいい?と迷いますよね。そこで今回は、積み木の選び方と遊ばせるときのポイントを紹介。年齢別のおすすめ積み木もぜひ参考に!
95%の人が「積み木を買って良かった」と回答。購入後の満足度がとても高いおもちゃだということがうかがえます。
●長い期間子どもが遊んでくれるから
●電動のおもちゃや流行のおもちゃよりも、子どもが飽きずに長く遊んでくれる
●想像力を働かせて、遊び方を子ども自身が創意工夫できる
●長く積み木で遊ぶことで、子どもの手先が器用になったと感じる
●(積み木によっては)小さな子どもに与える際に細かいパーツやとがった箇所などがないため、安全で安心して与えることができる
●遊んだあとに箱にしまうことで「後片付け」をする練習になった
最も多かったのが「長期間子どもが遊んでくれるから」という回答。子どもによって違いもありますが、積み木は0歳~小学校入学頃まで遊べる知育玩具として人気のようです。
また、積み木を持っている人の多くが白木の積み木を購入しています。「白木の積み木は色に縛られず自由に組み立てられるため、子どもの想像力を育むことに効果を感じる」との声も。
●積み木を投げたりするので危なかった
●積み木に興味を示さなかった
●飽きてしまって積み木が邪魔になった
●思ったよりもパーツが小さかった
赤ちゃんの性格によっては積み木で遊ぶことを好まない子もいるでしょう。その子の性格を見極めて積み木を与えるか考える必要性がありそうです。
積み木の歴史は古く、150年ほど前から全国的に広まりました。赤ちゃんの五感をフル活用できる知育玩具で、指でつまむなど手先の発達を促し、器用性を高めます。
自由に積み木を積んだり並べたりすることで、自ら考える力を発揮させ、思考力や好奇心を高めるだけでなく、積み木の形や大きさの概念を認知させることで、空間認識力も育みます。
また、ほとんどの積み木は木製なので、赤ちゃんは手から木のぬくもりを感じとることができます。そのため、触っているだけでもストレス軽減効果があるとされています。
将棋界で最年少記録を打ち立てた藤井聡太五冠も、3歳頃にキュボロという立体積み木で遊んでいました。長時間に渡る集中力と直観力、思考力をフルに活用するプロ棋士を育てたのは、積み木が知育玩具として最適であることの表れなのかもしれません。
赤ちゃんの発達の観点からは、しっかりおすわりができて、手で上手に物が持てるようになる生後10ヶ月頃からがおすすめです。
始めのうちは積み上げたり並べて遊んだりはできませんが、口に入れたり投げたりする遊び方でも、口や手からたくさんの情報を受け取っています。積み木が持つ固さや感触、性質なども繰り返して触っているうちに、赤ちゃんはしっかりと記憶しています。
ママやパパが積み上げた積み木を崩すことも赤ちゃんは大好きです。こうした「破壊行動」も赤ちゃんの成長を促す大切な遊びのひとつ。
そのため、赤ちゃんが破壊行動を繰り返してもママやパパは根気強く積み木を積み上げて、赤ちゃんの遊びに付き合うように心がけることがポイント。投げても安心なソフト素材もあるので、ケガを予防するために選び方も注意したいですね。
0歳から積み木を赤ちゃんに与えることで徐々に遊び方も変化し、成長していることをママやパパは感じるようになります。
始めは投げていただけだった遊び方も1段ずつ積み上げられるようになり、電車や街などに見立てて遊ぶようになっていきます。そうしておもちゃから自分に合わせた遊びを見つけ出し、創意工夫をして遊ぶことを赤ちゃん自身も覚えるようになります。
丸、三角、四角という形そのものを認識することも、積み木が持つ大切な要素のひとつ。積み木は、優れた知育玩具として人気がありますが、その効果を最大限に発揮するにはママやパパの声がけが何よりも大切。「この積み木は四角だから一番下に置こうね」など、積み木の選び方を伝えるときにも、さまざまな声がけをしてあげましょう。
0歳から1歳半まではなめたりさわったりして「触感」を楽しんで遊んでいる時期です。積み木を両手に持って打ち鳴らす遊び方も、この時期には大好きな赤ちゃんが多いようです。
「破壊行動」を遊びにしている時期でもあるので、ママやパパは赤ちゃんが積み木を投げても崩しても安全に楽しく遊べる環境作りをすることが大切です。赤ちゃんが積み木遊びをするときは必ず側で見守り、赤ちゃんが積み木で自由に遊んでいることをたくさん褒めるよう声がけしてみましょう。
1歳半から2歳頃になると、いくつかの積み木を積み上げようとしたり並べたりして遊ぶようになります。2歳頃では積み木の選び方にも変化が見られるようになり「見立て遊び」が始まります。
お人形やプラレールなどと組み合わせて、積み木で道を作ったり線路を作ったりする遊び方も人気があります。積み木自体を飛行機や車などに見立てて遊ぶようになったら、ママやパパも一緒に見立て遊びを楽しむようにしましょう。見立て遊びは想像力を発達させることに効果を発揮します。
2歳半から3歳になると、横に綺麗に並べたり積み木を高く積めたりするようになります。上手に積み木で遊べることで、子どもも満足感や達成感を得るようになります。
ドミノ崩しなどもこの頃になるとできるようになるので、ママやパパと一緒にチャレンジしてみることもおすすめです。積み木で大きな船やお城など、左右対称のものを作れるようになる子どももいるようです。
3歳以上になると遊び方は多様になり、積み木の道のあいだにビー玉を転がして遊んでみたり迷路を作ったりします。幼稚園などのお友達と一緒に積み木で遊ぶことで、協調性を育む遊び方ができるようになります。
赤ちゃんの時期から積み木を与えたい場合は、口に入れても安全な積み木を選びたいですよね。赤ちゃんに与える積み木として人気があるものは、着色されていない天然木の積み木やお米を原料にした積み木です。
カラフルな積み木よりも、着色されていない積み木の方がいつからでも与えることができ、赤ちゃんの想像力を豊かに育みます。
何でも投げて遊ぶ時期なら、木ではなく弾力性のあるソフトな素材を選んでみても良いでしょう。
サイズは年齢に合わせて「着尺」で選びましょう。「着尺」とは、積み木セットの基本となる寸法のこと。最も小さい立方体の一辺の長さを表します。
0~2歳は、少し大きめの45mm以上のものを選ぶと誤飲の心配がないでしょう。45mm基尺のものは、赤ちゃんでもつかみやすく、床の上で遊ぶのにも適したサイズなので、赤ちゃんにぴったりです。
鈴などが入っていて音が鳴るものを選んでみるのも、変化があっていいかもしれません。月齢によってはアンパンマンやトーマスなどのキャラクターに興味を示すようにもなるので、セレクトの基準にしてみるのもいいでしょう。
また、長く使うことを見越して、ひらがなが書いてあるものや動物型の積み木を選ぶことが知育にもつながる選び方です。
形状は、立方体や長方体といった「四角」がたくさん入ったものを選ぶのがおすすめ。三角や丸などの曲線がある複雑な積み木は小さな子どもにとって扱いづらい場合も。お城や車などの形を作るにも、ほとんどが四角いパーツの組み合わせからできあがります。
三角や丸などは、その四角いパーツの装飾部分になるので量が少なくても問題はありません。