今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
天使こちら、女の子の名前です。普通に読めば「てんし」?はたまた「えんじぇる」?「あんじ」?珍しいところで「みかえる」!…残念、どれも不正解です。
まずは「天使」の読み方・意味をおさらいしてみましょう。
「天使」(読み方:てんし)
1.天界にあり、神の使者として人間に神意を伝えたり、人間を守護したりすると信じられるもの。
2.心の清らかな、やさしい人のたとえ
(出典:weblio )産まれたわが子を天使のように愛らしく感じて、この名前をつけたことが手にとるようにわかりますね!
さて、正解は…
のえる「ノエル」(Noel)とはフランス語でクリスマスの意。ラテン語のnatalis=「誕生」が語源です。また、クリスマスキャロルと同意味としても使われます。伝統的なフランスのクリスマスケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」などがお馴染みですね。
「ノエル」さんは世界中で比較的多く、ワールドワイドに通じるメジャーな名前です。最近は日本でも見かけるようになりましたね。
イエス・キリストの母、マリアに受胎を知らせ、羊飼いたちにキリストの誕生を知らせたのも天使。そこからクリスマスツリーには、オーナメントとして天使を飾るようになったそうですが、まさに天使はクリスマスを語るには欠かせない存在!ひょっとするとクリスマス生まれのお子さんなのかもしれませんね。
無事生まれてきてくれた歓びと、「天使のように清らかでやさしい人になってほしい」そんな気持ちがこめられた愛情たっぷりの名前といえるでしょう。
【この名前は読める?】➤➤➤「蛍」ってどう読むかわかる?国民的ドラマのあの名前ではありません!➤➤➤「一二三」ってどう読むかわかる?あの将棋の棋士とは読み方が違うんです!文/小林みほ