今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
夢こちらは女の子の名前です。まずは字の意味をおさらいしていきましょう。
「夢」音読み:ム、ボウ
訓読み:ゆめ、くらい、ゆめみる
1.睡眠中に、あたかも現実の経験であるかのように感じる一連の観念や心像。
2.将来実現させたいと思っている事柄。
3.現実からはなれた空想や楽しい考え。
4.心の迷い。
5.はかないこと。たよりにならないこと。
(出典:goo辞書)そのまま「ゆめ」ちゃんが一般的ですよね。もしくは「ゆう」ちゃん、「むう」ちゃん?「どりーむ」…というのもなくはないでしょうか?
さて、正解は…
ねね「ねね」という名前で一番に思い出すのは、豊臣秀吉の正室「ねね(おね)」か、女優の大塚寧々さんでしょう。どちらも「寧々」という漢字で、「寧」には「おおらか、やすらか、心がこもっている」などの意味があります。
今回のねねちゃんは「夢」と書き、「いつも希望や理想を持ち続ける人であってほしい」「夢を実現してほしい」という願いが込められているだろうと推察されます。
「夢」の字は、もともと「暗い」「よく見えない」などの意味を表す漢字で、平安時代以降、「はかなさ」などを表す意味で比喩的に用いられるようになりました。「将来の希望」という前向きな意味で使われ始めたのは近代以降といわれています。
現代では、「ゆめかわいい」「ゆめかわ」なんて言葉をよく耳にしますね!「夢みたいにかわいい」という、甘くてメルヘンなムードに彩られた、ロマンチックなイメージのこと。
「ねね」ちゃんという響きも甘くてファンシーな印象で、世界観がぴったりマッチしますね!
大きな夢&希望をもって、女の子らしく世界に羽ばたいていくような素敵な女性に育ってほしいですね。
【この名前は読める?】➤➤➤「月姫」ってどう読む?由来はあの人気アニメのキャラクター!?文/小林みほ