赤ちゃんの体調管理は、体温を定期的に測ることもポイントの1つですよね。しかし、ショップやネットには体温計が数多く存在するので、購入を迷う人も多いでしょう。そこで今回は、赤ちゃん向けの体温計をピックアップ!体温計の種類や特徴、選び方などをまとめてご紹介します。
赤ちゃんの体温計についてアンケートを取りました!
赤ちゃん体温計は必要ですか?
約60%のママが、赤ちゃんの体温計は必要と答えました。「いいえ」と答えたママたちに多かったのが、「家族共有の体温計で十分」という意見。すでに体温計を持っている家庭の場合、赤ちゃん用の体温計を新たに購入するという必要性を感じないのかもしれませんね。
使って良かった赤ちゃん体温計のタイプは?
一番評価が高かった体温計のタイプは、オーソドックスな「わきに挟むタイプ」。昔から使用しているタイプなので、使いやすいのかもしれませんね。二番目に評価が高かったのは「耳で測るタイプ」、三番目は「おでこで測るタイプ」でした。どちらの体温計も比較的新しいタイプなので、持っていない人も多いのではないでしょうか。「非接触式タイプ」の体温計はとても便利ですが、他のタイプの体温計と比べると少し値段が張るということもあり、使用している人が少なめのようです。
赤ちゃん専用体温計の必要性は?
大人の場合、熱っぽいときや体がだるいときなどに検温しますよね。赤ちゃんの場合、体温が変化しやすいので、ほとんどの産院は赤ちゃんの体温を1日3回程度検温します。ママにも、赤ちゃんの体温を1日に2回程度検温するよう指示するところが多いようです。
また、赤ちゃんの平熱を調べておくのも重要なポイント。大人の体温に個人差があるように、赤ちゃんの体温にも個人差があるので、自分の赤ちゃんの平熱を知っておくというのも大切です。
これらの理由から、赤ちゃん専用の体温計を持っているママが多いよう。ママたちの中には、自宅用と持ち歩き用など複数持ちをしている人もいるようです。
赤ちゃんの体温計の特徴は?
赤ちゃんの体温計は、一般的なタイプと比べると検温時間が短い、ママが持ちやすい形状、赤ちゃんが嫌がりにくい柔らかい素材などの特徴があります。
一般的な体温計は検温が完了するまでに1分以上かかるものが大半ですが、赤ちゃん向けの体温計は30秒以内に検温が完了するものが多くなっています。形状・素材も使いやすさ、肌当たりにこだわっているため、ママも赤ちゃんも使用感がいいようですよ。
一般的な体温計を兼用してもいいですが、刺激に敏感な赤ちゃんのために専用の体温計を購入するのもおすすめです。
赤ちゃんの体温計の種類が知りたい!
赤ちゃんの体温計は、大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
わきに挟むタイプ
わきの下で検温する体温計です。昔からあるタイプの体温計なので、ママも使いやすいのではないでしょうか。大人用タイプや赤ちゃん専用のタイプなど種類も豊富で、価格もさまざま。市販でも気軽に購入できます。
おでこで測るタイプ
おでこの正面やこめかみなどで検温する体温計です。最短1秒で検温できるものもあります。軽量タイプが多いので、持ち運びにも便利です。
耳で測るタイプ
耳の鼓膜周辺の温度を測る体温計です。赤ちゃんを寝かせたままササっと検温することができるので、ママも使いやすいでしょう。
非接触式タイプ
赤ちゃんの体に機械を当てることなく、表面温度で検温する体温計です。おでこやこめかみで検温します。体に接触しないので皮膚からの感染症を予防することが可能。寝ている赤ちゃんに触れて起こしてしまう心配もありません。簡易的な検温に向いています。
赤ちゃんの体温計の選び方
赤ちゃんの体温計は「電子体温計」と「赤外線体温計」にも分けることができます。その選び方もご紹介しますね。
電子体温計
電子体温計は、わきに挟むタイプの体温計です。体温計の先端にあるセンサーで体温を計測し、デジタルで表示します。さらに、細かく分けると「実測式体温計」と「予測式体温計」に分かれます。短時間でスピード検温できるのは予測式体温計の方なので、じっとしているのが苦手な赤ちゃんにおすすめです。
赤外線式体温計
赤外線式体温計は、皮膚表面の赤外線熱量をセンサーで検温するもの。おでこや耳で測るタイプ、非接触式タイプがこれに分類されます。わずか1~2秒適度で検温できるのが魅力ですが、測定値に誤差が生じる場合があるので、計測のコツを覚える必要があります。
赤ちゃん用の体温計を使う時の注意点は?
赤ちゃん用の体温計には、タイプによって使う時の注意点があります。
■わきに挟むタイプ……わきの汗をしっかりと拭き取った後で検温してください。腕が動くと検温ミスしてしまうので、赤ちゃんの腕が動かないように軽く押さえてあげましょう
■耳で測るタイプ……計測部分をしっかりと耳の中に入れるのがコツです
■非接触式タイプ……皮膚から1~3cm程度(商品によって異なります)離すのがポイント
■おでこで測るタイプ……赤ちゃんの頭に垂直にぴたっと当てるようにしましょう。