子育て専門のカウンセラーとして、のべ1万人以上のママの相談に乗ってきた福田花奈絵さんは「ありのままの自分を受け入れられれば、心の負担は軽くなる」と言います。今回は、ついついがんばりすぎてしまうママにこそ知ってほしい、自分の心との向き合い方を紹介します。
ママはがんばって当たり前?弱音を吐いちゃダメなの?
子育て中のママは、自分が「ママになった」という責任感から「ひとりでがんばらなければいけない」「助けを求めてはいけない」「がんばっているのは私だけじゃない。だから、これくらいのことで弱音を吐いてはいけない」というように、自分で自分を追い込んでしまいがちです。
夜泣きの対応で気がついたら朝…。これもママなら耐えて当たり前?
客観的にみると「がんばりすぎている」ママでも、自分自身に対しては「これくらいのことはやって当たり前」「がんばりすぎどころか、まだまだがんばりが足りない」「がんばりが足りないから、私の育児はうまくいかないんだ」そんなふうに考えてしまっていることが多いです。
あなたは助けをもとめて大丈夫
だからこそ、一度「つらい!」と思ったら、ほんの少し勇気を出して、パートナーや家族、親などに助けを求めてみて。今の時代なら、SNSのママ友などにSOSを出してみるのもいいかもしれません。きっと、あなたが思っている以上にあなたのことを支えてくれる人は多いはず。もちろん、行政のサービス、病院の精神科やカウンセラーなどに助けを求めることも、選択肢のひとつとして考えてみてもよいでしょう。
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「がんばりすぎている状態」を普通だと認識してしまうと、本来なら休憩できたり、心を休ませられるタイミングでもきちんと休むことができません。赤ちゃんが健やかに育つためには、まずママが健やかであること。「つらい」と感じたことがあったら、周りのことは気にせず、思いっきり助けを求められるとよいですね。