取材時は臨月間近。その撮影を、「生まれる前の子どもと、まさに“共演”した気分です」ととても楽しんでくれた高橋ユウさん。念願のご懐妊エピソードからニ児の母となるいまの思いまでをたっぷり語ってくれました。第ニ子出産後の報告をまじえてお届けします!
2人目のマタニティライフはあせらず・あわてず・気負わず
2人目妊活を“ミッション”にせずふだんから夫と仲よく
夫と長男立ち会いのもと、22年12月2日に2826gの男の子を出産しました。1人目は帝王切開での出産だったため、今回が初めての陣痛と経腟分娩を経験しました。
▲2022年12月2日、夜7時21分に、無事次男を出産しました!想像を超える壮絶な体験でしたが、生まれてくれたいまは、幸せいっぱいのときを家族4人で過ごしています。やはり、命の誕生は奇跡ですね!
2人目の妊娠期間を改めて振り返ると、1人目のときと違って、2歳の長男・禅清がいるぶん、バタバタと日々が過ぎ、「気づけば妊娠9ヶ月になっちゃった!」という感じでした(笑)。
1人目のときは毎日のようにネットサーフィンをして、「これ買おうかな♪」と育児グッズをチェックしてたのに、今回は臨月間近になってようやく、「そろそろ出産準備しなきゃ!」と思い始めたんですよね。
ただ、おなかの赤ちゃんに対する心もちは、「いつでも来ていいよ」と穏やかで、とてもわくわくしていたので、ある意味、余裕があったのかもしれない。
禅清のおかげで1日があっという間に過ぎるなか、あせらず、あわてず、気負わず、ときがたつのに身をゆだねることができたのかなと思います。
夫も私も、長男が3歳になるタイミングできょうだいを授かれたらいいなと思ってて。2人目の妊娠はわりと計画的でした。お互いの仕事の兼ね合いも考えながら、「このくらいの時期からトライできたらベストだね」とざっくばらんに話していました。
妊活を意識してからは、ごく普通に暮らしながらも、適度な運動と、体を冷やさない生活を心がけました。
自分の時間が限られたなかでも、朝、長男を保育園に預ける際にトレーニングウエアを着て行き、帰りは家までゆっくり走ったり。夜寝るときは、夏でも長ズボンをはいて、夏用の布団をかけていました。
一応排卵日もチェックしてはいましたが、そこまで妊活にこだわらず、夫とはふだんから仲よくしてましたね。
妊活が“ミッション”になると、授からないと悲しくなって、そのネガティブな気持ちが体にも影響する気がするので。考えすぎず、ポジティブでいたほうが、お互い気楽に子づくりにトライできるなと思います。
ジェンダーリビールは「たい焼き」でやりました!
妊娠検査薬で妊娠がわかったときは、念願がかなった感じでうれしかったですね。私が検査をするのを夫はリビングで待っててくれて、「できた~♡よかったね~」っていっしょに喜びました。
妊娠7ヶ月の妊婦健診で、赤ちゃんの性別も教えてもらえたので、ジェンダーリビールも「たい焼き」でやりました(笑)。中身があんこだったら男の子、クリームだったら女の子という設定にして、夫に食べてもらったんです。
夫はすぐにあんこだと気づいたと思うんですけど、その場のノリをいっしょに楽しんでくれて、「さらににぎやかになるね~」って盛り上がりました。
2人目の妊娠中、唯一つらかったのは妊娠初期のつわりです。このときばかりは元気になれず、ひたすら眠ってやりすごしたり、『ABEMA』の恋愛リアリティショーを見て(笑)現実逃避をしていました。それも妊娠16週を過ぎて安定期に入ったら、ピタッとなくなりましたけどね。
妊娠中期以降も、長男の世話や家事をするのがしんどいときは、「腰が痛くて、もうできへんわ~」とか言って、夫に助けてもらいました。妊娠は女性特有の経験なので、体にかかる負担も男性はわからなくて当然ですよね。だから、がまんせずにつらさを伝えたほうがいいと思うんです。
産後のマタニティブルーについても、夫には長男の出産前から、「産後、ホルモンバランスがくずれて精神状態が不安定になるけど、そういうものだから理解しておいてね」と話していました。
それと、産後のママは、体を休めることがとても大切だということも。それを知っているかどうかで相手の受け止め方も違うし、事前に言っておくことで、夫も覚悟してサポートしてくれて。産前産後はいつも以上に、“抱え込まない”ことが大事だと思います。