【赤ちゃん】消化器官を動かして飲んだ羊水を排出しています
赤ちゃんは盛んに羊水を飲んではおしっことして排出しています。糖やタンパク質といった必要な「栄養」は、胎盤・臍帯を通じてダイレクトに血管の中にもらっているのに、なぜ、消化器官を動かすようなことをしているのでしょうか。
これは、いわば練習。おなかの外に出たとき、つまり「生まれた」あと、必要な栄養を消化器官から受け取るための準備をしているのです。
【ママ】これまでと違うおりものの様子や変化に注意
妊娠してからの変化として、おりものの様子が変わったという人も多いでしょう。単におりものの量がふえたということなら、代謝が変わって分泌量がふえたということなので問題ありません。でも、かゆみがあったり、これまでとにおいが違ったり、色が違ったりしたら、必ず主治医に相談しましょう。
たとえば、かゆみがあってヨーグルトのような白いおりものが出たら、カンジダかもしれません。カンジダは常在菌のカビ菌によって起こる症状なので、元気なときには症状が出ませんが、疲れたり寝不足だったりして免疫バランスが崩れたときにあらわれます。いわゆる性感染症とは異なりますが、早めのケアが必要なことには変わりません。
【ドクターより】夫婦ゲンカがふえるのは当然
妊娠が進むにつれて夫婦ゲンカがふえてしまった......という話をよく耳にします。それは、当然のことかもしれません。大人2人の共同生活は、最小限の配慮でもめ事を回避することが可能でした。けれど、2人の間にやってきた小さく無力な命は、そんな均衡をたやすく崩してしまいます。
妊娠中の妻は、100%のエネルギーを注いでおなかの命を育みます。体調に配慮し、栄養を考え、お酒もタバコも旅行もがまんします。しかし夫は、生活を変える必然性がありません。働き盛りで仕事も忙しい時期です。
「なぜ私ばかり?」「オレだって大変なんだ」。そんな感情のぶつかり合いが生じやすくなるのも当然のことです。それで、いいと思います。よそゆきの顔ではない、本音の部分をさらけ出したということなのですから。
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