【赤ちゃん】背中は卵膜にふれたままの状態に
もう羊水はふえないし、体は大きくなる一方なので、背中はずっと卵膜にふれたままの状態です。窮屈そうですが、これが赤ちゃんがいちばん落ち着く環境なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんが、おくるみやタオルケットなどにすっぽりくるまれていると安心して落ち着くのはこのためです。頭位なら頭が下。少しずつ骨盤におさまってきます。
【ママ】「シムスの体位」でおなかをラクに
大きくなったおなかをもてあますようになってくるでしょう。横に寝るとラクだったのが、横向きでもおなかが下になった方向に引っぱられる感じがして落ち着かなかったり、上のほうになった皮膚がつっぱるような感じがしますよね。こんなときは、「シムスの体位」がおすすめです。
上半身は横向きからややうつぶせになるように寝て、上になったほうの足を自分の前に投げ出すようにして、下になった足は反対に後ろに少し引くようにします。このとき、頭は枕に預け、ひざと床の間には、クッションや抱き枕を挟むとラクになります。
おなかを圧迫しない程度にうつぶせになることで、血流もおなかに届きやすくなるので、ママにも赤ちゃんにもラクな体勢です。
おなかの中では赤ちゃんは、ママに包まれています。ママもクッションやタオルに囲まれて、ちょっと似ていますね?
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