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2021.10.16

妊娠中のトラブル

【妊婦の風邪】胎児への影響は?薬は飲んでもいい?風邪じゃないケースにも注意【産婦人科医監修】


妊婦が風邪にかかりやすいシチュエーションは?

ウイルスは「人から人へ(せきやくしゃみを含む)」うつると言われています。かかりやすいシチュエーションをチェックしておきましょう。

【電車内などの人混み】

妊婦 風邪

なんといっても、いちばんは人混み!多くの人が集まっている場所には、さまざまなウイルスが。人混みはできるだけ避けましょう。

【職場での感染】

妊婦 風邪

職場に風邪やインフルエンザにかかっている人がいたら、やはり注意が必要。休むのがベストですが、無理ならマスクやうがい、手洗いで予防を。

【家庭内での感染】

妊婦 風邪

同居している家族からも、うつされる可能性は大。できるだけ距離をとり、寝室も別に。食器やコップも共有しないこと。上の子がかかった場合は夫にお世話をお願いするなど、自衛策をとって。

【その他気をつけたい感染経路】

妊婦 風邪

ウイルスや細菌は、唾液や排泄物にも含まれます。かかっている人の食べ残し、飲み残しは口にしないこと。上の子がいる人は、おむつ替えのあとは手をよく洗って。

妊娠中の風邪予防6つのポイント

風邪は免疫力が下がっているときにかかりやすいもの。かからないためには、まずは生活スタイルの見直しを。健康的な生活が最も簡単にできる予防法です。

1. ストレスをためないことが健康の秘訣

妊婦 風邪ストレスいっぱいの生活をしていると、免疫力が下がってしまいます。結果、風邪やインフルエンザにかかりやすく! 好きなことをして、ゆったり過ごすよう心がけて。

2. ウイルスは乾燥が大好き!湿度を保って

妊婦 風邪

ウイルスは冬の乾燥期に感染力が高まります。そのうえ空気の乾燥によって、のどの粘膜の防御機能が低下することで、よけいに風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。この時期は加湿器を活用して、十分な湿度(50〜60%が理想的)を保つように心がけましょう。

3. マスク、うがい、手洗いは毎日忘れずに

妊婦 風邪すでに実践している方も多いと思いますが、外出時のマスクの着用と帰宅後すぐのうがい&手洗いは続けて。ウイルスは人から人へうつりますが、マスクはくしゃみやつばなどによる感染予防に、うがい・手洗いはのどや手指などに付着したウイルスを除去するために大切です。

4. バランスにいい食事で栄養をたっぷりとる

妊婦 風邪予防バランスのいい食事とは、ごはんなどの「主食」に「メインのおかず」「サブのおかず」「汁物」。つまり、一汁二菜」のこと。この中で、五大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミン)をバランスよくとりましょう。にんじん、にらなど、体をあたためる食材も◎。

5. 暖かい格好で寒さから身を守る

妊婦 風邪予防体をあたため、血液循環をよくしておくことも、免疫力を下げないポイント。特に風邪が流行りやすい冬の時季は、体が冷えてしまいがちです。もともと妊娠中は末端まで血液が届きにくいので、防寒対策をしっかりして。風邪気味のときならなおさらです。

6. 規則正しい生活でしっかり睡眠時間を確保

妊婦 風邪予防健康を保つためにも、免疫力を下げないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。特に、起床・就寝時間はある程度決めておき、睡眠時間を毎日しっかり確保すること。理想は8時間以上ですが、無理なら日中に運動などで体を使い、深い睡眠をとるように工夫して。

記事を読む⇒⇒⇒妊娠中にコロナワクチンを接種した医師のワクチン解説【小児精神科医 内田 舞さん】

イラスト/秋野純子 『Pre-mo(プレモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 木下 智恵 成城木下病院

2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。成城木下病院

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