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2022.04.21

名付け

【秋生まれ赤ちゃんの名付け329選】秋のイメージから男の子・女の子の名前を考えよう!


「秋」の植物をイメージした名前

その季節の植物や花からイメージする名付けは昔からある命名法の一つ。女の子、男の子ともに、植物や花にちなんだ漢字は名前に多く使われています。

【銀杏(いちょう)】

「秋の紅葉」と聞いて真っ先に思い浮かぶのがイチョウの木の光景ではないでしょうか。秋になると黄金色に色づくイチョウは、生長すると30メートルもの高木になる中国原産の裸子植物。“活きた化石”と言われるほど大昔からある樹木で、珍しい1属1種の植物です。熟して落ちた果実(非常に臭い)が乾燥すると白果ができ、これが食用の「銀杏(ぎんなん)」です。

「銀杏」の漢字に使われている「杏(あんず)」は、バラ科サクラ属の落葉小高木です。「あんず」の英名は「アプリコット」。「杏」の実はあんずジャムやアプリコットジャムに使われていますね。

実のイメージが強い「杏」ですが、3〜4月頃に梅の花に似た愛らしい花を咲かせます。「杏」の花言葉は「臆病な愛」や「乙女のはにかみ」。「杏」の漢字は「銀杏」の漢字で使われていることから「秋」イメージの名前として考えることもできます。

花を咲かせたあとに黄橙色の実がなる「杏」。かわいくて美しい花が咲き、おいしい実がなることから、名付けには「実りのある人生を送れるように」や「見た目の容姿だけではなく中身も素敵な人になってほしい」という願いが込められます。

また、「杏」は古くより漢方薬に使われていたことから、「人の助けになる人に」「人の役に立つ人に」との願いを込めることもできます。

「杏」の漢字は、2021年〈明治安田生命人気名前ランキング〉女の子の人気漢字ランキング25の8位にランクイン!

女の子は「あん」、男の子は「こう」や「きょう」の響きを使った名前が人気です。近年では、漫画『鬼滅の刃』に登場する炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の名前にも使われていて印象に残っていると思います。また、名のりで「あ」の響きを使えば、名前候補の幅も広がります。

音読み:あん、きょう、ぎょう、こう
訓読み:あんず
名のり:あ


【男の子】
・杏(あん、きょう、こう)
・杏司、杏仁(あんじ)
・杏樹(あんじゅ、こうき)
・杏寿郎(あんじゅろう、きょうじゅろう)
・杏次郎(あんじろう、きょうじろう)
・杏吏(あんり)
・侑杏、羽杏(うきょう)
・杏一(きょういち)
・杏伍(きょうご)
・杏輔、杏丞(きょうすけ)
・杏都(きょうと)
・杏真(きょうま、こうま)
・杏明(きょうめい、こうめい)
・杏哉(きょうや、こうや)
・吏杏(りあん)

【女の子】
・杏衣、杏維(あい)
・杏織(あおり)
・杏花音(あかね)
・杏実(あみ)
・杏(あん、あんず、きょう)
・杏果、杏歌、杏花(あんか、きょうか、こうか)
・杏子(あんこ、きょうこ)
・杏樹、杏珠(あんじゅ)
・杏寿(あんず)
・杏凪、杏奈、杏菜(あんな)
・杏理、杏里、杏璃(あんり)
・唯杏(いあん)
・紅杏(くあん)
・杏梅、杏芽(こうめ)
・紫杏、詩杏(しあん)
・樹杏(じゅあん)
・柚杏、結杏(ゆあん)
・理杏、璃杏(りあん)

【桔梗(ききょう)】

ききょう
「桔梗」はキキョウ科・キキョウ属の多年生植物で、美しい青紫色の花を咲かせますが白やピンクの花色もあります。古くから日本人に愛されてきた花で、明智光秀や坂本龍馬などの武士の家紋や、陰陽師・安倍晴明の紋としても使われています。

「桔梗」は秋の七草の一つ。七草粥にして無病息災を祈る春の七草に対し、秋の七草は“花の美しさを鑑賞して楽しむもの”と言われています。

花は6月中旬の梅雨時期から、夏、初秋の9月頃まで咲いていることから、「桔梗」は夏の花でもあり秋の花でもあります。「桔梗」の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」「従順」。

「桔梗」そのものの漢字で名付ける、「ききょう」の響きで漢字を組み合わせる、「桔(きつ)」や「梗(きょう、こう)」の漢字を使って名付けるなどで名前を考えてみてください。

●「ききょう」の響きの名前●
・妃杏、妃香、姫叶、綺杏、樹香、旭響、祈叶、希響、希京、稀恭など。

●「桔」の漢字を使った名前●
「桔」は、生薬として乾燥して根が堅くなった「桔梗」を意味する漢字です。紫や白の愛らしい花を咲かせる日本古来の植物である「桔梗」のその様子から「桔」を使った名付けには、「清廉で芯の強さを持った人に」という願いが込められます。

音読み:きつ、けつ、けち
名のり:き

【男の子】
・葵桔(あおき)
・一桔(かずき)
・桔壱(きいち)
・桔梗(ききょう)
・桔汰(きった)
・桔都(きっと)
・桔平(きっぺい)
・陽桔、暖桔(はるき)

【女の子】
・桔依(きい)
・桔子(きこ)
・桔佳、桔叶、桔可、桔朱(きっか)
・桔乃(きの)
・桔帆、桔穂(きほ)
・瑞桔(みずき)
・柚桔(ゆずき)

「梗」の漢字も「しんの堅い枝」という意味から、「桔」の願い同様に「芯が通った誠実な人に」「強い意志を持った人に」といった名付けの願いを込められます。

・梗(きょう、こう、なお)、梗果(きょうか)、理梗(りなお)、晃梗(あきなお)、生梗(うきょう)、梗壱(きょういち)、梗雅(こうが)など。

【紅葉(もみじ)】【楓(かえで)】

赤や黄色に彩られた葉が美しい、秋の風景として親しまれている「紅葉」と「楓」。「紅葉」と「楓」はムクロジ科カエデ属に属する同じ種類の植物で、「楓」の中の数種類を「もみじ」と呼んでいます。

植物学上では同じ植物ですが、一般的には「紅葉」と「楓」は区別されています。

●「紅葉(もみじ)」の由来●
「もみじ」という言葉は、古語「もみづ」(もみず)という動詞からきています。植物が赤や黄色に色づくことを意味する「もみづ」は「楓」以外の植物にも使われていましたが、その中でも「楓」の紅葉が見事だったことから、特に鮮やかに色づいた数種類の「楓」が「もみじ」と呼ばれる由来になりました。

「紅葉」の漢字を名前に使う場合、「もみじ」のほか、「あかは」「あかば」「いろは」「くれは」「こうば」「べには」といった読み方ができます。

「紅」は、火のように赤い色を表す「工」と、布を表す糸と組合わせて、赤く染めた布=「紅色」を意味するようになったと言われています。紅色は、紅茶や紅葉のような、赤色よりも少し濃い赤色を指しています。

燃え上がるような色から「情熱的でエネルギッシュ」、「紅艶(こうえん)」という言葉から「女性らしい艶っぽさ」、赤色に染めた布の意味から人を包み込む布を連想し、「人を包み込むような優しさのある人」といったイメージを持つことができます。

音読み:く、こう
訓読み:あか、くれない、べに
名のり:いろ、くれ、もみ

【男の子】
・紅士(あかし)
・紅都(あかと)
・空紅翔(あくと)
・雅紅(がく)
・紅恩、紅音(くおん)
・紅蓮(くれん)
・紅郎(くろう)
・紅(こう)
・紅河(こうが)
・紅葵(こうき)
・紅志(こうし)
・紅慈(こうじ)
・紅星(こうせい)
・紅大(こうだい)
・紅陽(こうよう)
・吏紅(りく)

【女の子】
・愛紅(あいく)
・紅(あか、いろ)
・紅凪、紅那、紅菜(あかな、こうな)
・紅寧(あかね)
・紅葉、紅芭(あかば、いろは)
・紅凛、紅莉、紅里(あかり)
・愛紅亜(あくあ)
・伊紅子(いくこ)
・希紅(きく)
・紀紅乃(きくの)
・紅依那(くいな)
・紅宇(くう)
・紅々(くく)
・紅仁子(くにこ)
・紅心(くみ)
・紅蘭(くらん)
・紅瑠実(くるみ)
・紅姫(こうき)
・咲紅(さく)
・妃紅(ひいろ)
・紅緒(べにお)
・紅叶(べにか)
・実紅(みく)
・実紅莉(みくり)

●「楓(かえで)」の由来●
「楓」は、葉の先がギザギザした形をしていることから、古くから蛙の手に見立てられてきたことが由来。「かえるで」(蛙手)が変化し「かえで」と発音されるようになりました。

春に花を咲かせ、夏は青い葉が茂り、秋に赤く葉が染まる「楓」。この変化していく様子から、「楓」には「美しい変化」という花言葉があります。ほかにも、「調和」や「大切な思い出」などの花言葉があります。

音読み:ふう
訓読み:かえで
名のり:か

【男の子】
・威楓(いふう)
・楓(かえで、ふう)
・楓空(ふうあ)
・楓賀(ふうが)
・楓生(ふうき)
・楓珠、楓寿(ふうじゅ)
・楓佑(ふうすけ)
・楓惺(ふうせい)
・楓汰(ふうた)
・楓徒(ふうと)
・楓真(ふうま)
・楓吏(ふうり)
・楓羽(ふうわ)

【女の子】
・愛楓(あいか)
・綾楓(あやか)
・一楓(いちか)
・花楓(かふう)
・小楓(こふう)
・楓(かえで、ふう)
・楓花、楓香、楓華(ふうか)
・楓子(ふうこ)
・楓那(ふうな)
・楓莉(ふうり)
・美楓(みふう)
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Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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