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2022.05.08

育脳・知育

早期教育や習い事は赤ちゃんのうちから必要?新生児から5歳ごろまでに実践したい「脳育てに大切なこと」


「からだの脳」は「眠ること」で健全に育ちます

乳幼児期は「からだの脳」を最優先に育てる時期です。そのために親がいちばん力を注ぐべきことは何だと思いますか?それは、「十分に眠らせること」です。

人間は「昼行性」の動物ですから、日が暮れて暗くなると眠くなり、朝になると目覚めます。これは「からだの脳」の指令によるものです。

夜眠り、朝起きるという生活リズムを確立することで、ホルモン分泌や自律神経の働きが整うので、脳も体も健全でいられるのです。

十分に脳が育った大人でも、「眠りなさい」という体の指令を無視して睡眠不足を続けていると、うつ病になったり、過労死につながったりすることは周知の事実です。ましてや未熟な脳を持つ子どもは、育ちそのものに悪影響を与えます。

「からだの脳」育てチェック!

【赤ちゃん編(0~1歳)】
ママやパパの気持ちが安定している
発達に合わせたふれあい遊びをしている
授乳や食事は空腹になったときにあげている
夜は真っ暗な中で寝かせている
室内で自由に動き回れるようにしている

【幼児編(2歳~)】
朝は決まった時間に起きている
夜、じゅうぶんな睡眠をとっている
空腹を感じて食事をしている
背筋がぐにゃぐにゃしていない
走ったり動いたりして遊んでいる

チェックがつかなかった項目があれば、その部分を見直してみてください。

生活の基本は「早起き」「朝ごはん」「早寝」!

生後1週間目の新生児に必要な睡眠は16時間半、5歳で11時間、9歳でも10時間とされています。この睡眠時間を確保することを、子育ての最優先課題と考えてください。

そして生活の基本は「早起き」「朝ごはん」「早寝」です。このような生活が、赤ちゃんの脳を育てるのです。

早起きをする

日の光を浴びて起床することで、日中の活動を促す「交感神経」が働き始め、元気ややる気のもとになるホルモンがたっぷり分泌されます。

朝ごはんを食べる

食事を決まった時間に食べることで「腹時計」が規則正しくリズムを刻み、起床時間や就寝時間も整います。特に朝食は、その要です。

早く寝る

成長ホルモンは、夜10時から午前2時の間に大量に分泌されます。この時間帯に深い眠りについていることで骨や臓器が育つのです。

「からだの脳」を健全に育てるには、【早く寝ること・決まった時間に寝ること・朝早く起きること・おなかをすかせて食事をすること・たっぷり体を動かして遊ぶこと】。

けっして難しいことではないので、子供の脳育てのためにママやパパがサポートしてあげてくださいね。

記事を読む⇒⇒⇒赤ちゃんの脳を育てる理想的な1日の過ごし方とは?発達脳科学の専門家がアドバイス
記事を読む⇒⇒⇒【子どもの自律神経の乱れチェックリスト】3つ以上あてはまると危険な理由とは

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 成田 奈緖子 子育て科学アクシス代表/小児科専門医

文教大学教育学部特別支援教育専修教授。小児科専門医。子育て科学アクシス代表。医師、教授、母親としての視点から、子どもの「育ち」を支援。経験と研究に基づいた「子どもが一生幸せに生きられるための脳作りの方法」をテーマに、広く講演、執筆活動も行う。

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