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2023.01.18

離乳食の基礎知識

かんたん離乳食!栄養価の高い鶏ささみのパサつきを抑える下ごしらえとは?【管理栄養士監修・動画あり】

低脂肪でやわらかく、消化吸収のよい「鶏ささみ」。離乳食の肉類のスタートにぴったりな鶏ささみは離乳食完了まで頻繁に登場する食材です。今回は、基本の下処理方法と保存方法を管理栄養士・上田玲子さん監修のもとご紹介します。

【動画はコチラから】

鍋でゆでる場合

白くてかたい筋を取り除く

まず中央にある白い筋を取り除きます。筋の両脇に包丁の刃先で浅く切り込みを入れ、筋の先端を手で持って引っ張りながら、筋に刃をあててしごくようにして取り除きます。

ひとくち大にカットしゆでる

火が通りやすいように一口大にカットしていきます。カットする際に筋を見つけた場合は指でひっぱり取り除きましょう。

3分程度ゆで火をしっかり通したら粗熱をとる

沸騰したお湯にささみを入れ3分程度ゆでます。しっかり火が通ったらザルにあげ熱をとります。

手で裂きながら細かくほぐす

肉の繊維に沿って手で裂きながら細かくほぐします。生後7~8ヶ月ごろの離乳食中期は、ある程度手でほぐしてから、すりつぶしましょう。

電子レンジで加熱する場合

ささみをそぎ切りにする

ささみ1本分をそぎ切りにし、繊維を断ちます。こうすることで、あとでほぐしやすくなります

片栗粉と水をいれラップをかけて電子レンジへ

片栗粉小さじ1/2をまぶし、水大さじ1を加え、ラップをかけて電子レンジで40秒~1分加熱します。

●電子レンジは表記がないものはすべて600Wを使用しています。500Wの場合は加熱時間を1.2倍してください。

●小さじ1は5㎖です。

フォークでつぶす

レンジで温めた鶏ささみを器に入れ、フォークで細かくつぶします。しっとりするまで混ぜることで、パサつきがちなささみが食べやすくなります。

下処理をしたささみはラップに包み冷凍する

鶏ささみ肉1本分、約50gを加熱調理し、細かくほぐした1回分ずつをラップに包んで小分けにしておくのが使い勝手もよくオススメです。また電子レンジで解凍・加熱するときは水分が蒸発してパサつきやすいので、水分を足してから加熱するのもポイントです。

基本の調理法や形状、ささみを使った離乳食レシピはこちらから▷離乳食のささみはいつから?冷凍保存の方法は?離乳食中期~完了期のおすすめレシピ20品

いかがでしたか?
脂肪分を取り除く必要がなく、簡単な下ごしらえで済む鶏ささみは、扱いやすくて離乳食作りにおすすめです。低脂肪&高たんぱくで栄養価が高い食材なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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